ブリグジット・リスクがポンド枚数に反映
IMMポジション推移
ユーロ
ユーロのネット・ショートポジションは、前週比16.2%減少して-53,487枚になりました。
ショート枚数は3週連続で縮小しています。
豪ドル
豪ドルのネット・ロングポジションは前週比14.4%増加して+26,845枚になりました。
豪ドルに対する需要は根強く、3週連続の増加となりましたが、絶対的な枚数としては、まだ低位にとどまっています。
ポンド
ポンドのネット・ショート枚数は、前週比16.2%増加して、46,506枚になりました。
ショート枚数の拡大は、ブリグジット、英国のEU離脱のリスクが再び高まっていることを意味しています。
ブリュッセルのテロ事件をきっかけに、EU残留は英国内のテロのリスクを高めるとして、離脱派が勢力を伸ばすなか、EU残留を主張するキャメロン英首相はさらに大きな問題を抱えることになりました。「パナマ文書」の漏えいによって、キャメロン英首相がタックスヘイブンの金融取引に関わっていたことが明るみにでたことです。キャメロン英首相の求心力が低下するのは避けられそうもなく、2ヵ月後に迫った国民投票に大きな影響を与えそうです。
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