円安でも円ロングは減らず
IMMポジション推移
CFTC(全米先物取引委員会、Commodity Futures Trading Commission)発表による3月29日現在の建玉報告によると、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)通貨先物市場において、投機筋の円のネット・ロングポジションは、前週比2.0%増加して+54,387枚になりました。
ドル円は、イースター休暇を間に挟んで、FOMC後の安値110.66円から金曜日の高値113円台後半まで、約1週間かけて300ポイント以上ドル高・円安に戻しました。セントルイス連銀のブラード総裁やアトランタ連銀のロックハート総裁が4月の利上げについて言及したことがドルの支援材料となりました。IMMは様子見で、円ロング枚数に大きな変化はなかったものの、円安になっても円ロングが減る素振りはみえませんでした。
IMM円チャート
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