円高、円安ってどういうことでしょうか?
1ドル=95円が100円と数字が大きくなったのに、なぜ円安になった、安くなったというのでしょうか。逆に、1ドル=95円が90円と数字が小さくなったのに、なぜ円高になった、高くなったというのでしょうか。前項でも触れましたが、もう一度パン1個の値段と比較して説明します。
パンという商品があります。パン1個の値段が100円。これが1個200円になれば、パンが値上がりしたと言います。さて、パンの値上がりを円から見ればどうなるでしょう。円から見れば、円の価値が値下がりしたことになります。つまり、100円でパン1個買えていたのに、パンが200円に値上がりしたため、100円では0.5個しか買えなくなったことになります。これは円の購買力が低下したことになります。つまり、円の価値が値下がりしたことになります。従って、円は、パンに対してその価値が安くなったと言えます。
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