リスクのある運用商品とは、「投資をすることによって儲かることもあるが、損をすることもある商品のこと」です。大きく捉えると、債券(=金利)、株式、商品(金、銀、石油、穀物など)があります。 また、これら運用商品を海外で投資しようと思うと、ここに外国為替がかかわってきます。例えば、国内で金(ゴールド)に投資する場合、ドル建てである金が上昇し、加えてドル円が円安に動くと、その円安の部分も国内販売価格である円貨表示に上昇幅として加えられます。一方、ドル建ての金が上昇しても、ドル円が円高に動くと、円貨では減価し、ドル建ての金の上昇部分が相殺されることもあります。
このように金のように国内で投資する運用商品のもとが外貨で値段が決められている場合は、外国為替が大きく影響してきます。また海外の運用商品に投資する場合も、もちろん外国為替が大きく影響してきます。従って、外国為替の知識や予想が必要になってきます。
最近の動きとしては、運用商品の間接要因であった外国為替が、ひとつの運用商品として急成長しています。外国為替を投資の対象として運用する人が急速に増えてきています。外国為替の売買が手掛けやすいことや、24時間いつでも取引できることが人気の要因です。また、外国為替の売買を投資手法に加えることによって、債券や株、商品などの外貨建て運用商品の為替リスクを抑制することもできるようになってきました。
リスク運用商品を正しく理解する事によって、運用の幅を広げるだけでなく、運用のリスクを抑制する事ができるのです。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。