1430 ファーストコーポレーション 東証1部

分譲マンション施工を主力に展開するが、土地取得、企画から一貫に手掛ける高採算の「造注方式」で強みをもつ。一段の上方修正期待も。

過去1年強のチャートとみると、2016年3月29日の1,150円を高値に、短期の下降トレンド(A)を形成。この中で9月2日の691円で底打ちとなり、反発となって下降トレンド(A)を上にぬけて10月28日の980円まで上昇し、ここから11月9日の850円まで下げて三角保ち合い(B)へ移行しました。この煮詰まったところで今年の1月23日の884円を安値に上放れとなり、2月13日に921円で買転換となって3月31日の1,080円まで上昇し、ここから4月14日の948円まで押し目を入れたあと再上昇となり、5月19日には1,171円の高値となっています。

ファーストコーポレーション

 

 

3341 日本調剤 東証1部

4月20日発表。2017年3月期本決算は、前年同期比で営業利益-18.8%の85.19億円、経常利益-19.3%の79.76億円の減収・減益で着地。

2018年3月期予想は、2017年3月期比で営業利益+18.6%の101.05億円、経常利益+22.9%の98.04億円の増収・増益に回復の見通し。

2012年10月3日の976円(分割前1,952円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて大きな上昇相場となり、2015年8月4日の6,425円(分割前12,850円)まで上昇し、ここをピークに9月8日の3,630円(分割前7,260円)まで押し目を入れました。この3,630円からの反発で11月2日の5,700円の戻り高値をつけ、2016年2月12日の3,245円まで下げたあと、三角保ち合い(A)の中で、今年の4月14日に3,495円の安値をつけて反発し、上値抵抗ラインに向かって上昇しているところと思われます。

日本調剤

 

 

7896 セブン工業 東証2部

2011年の東日本大震災直後の3月15日の69円を安値に、3月29日の137円まで急騰後、三角保ち合いとなりました。この中で2012年11月15日の86円の安値からアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(B)となって三角保ち合いを上放れし、2014年1月21日の166円まで上昇しました。ここから12月19日の114円まで押し目を入れたあと再上昇となって、2015年3月11日の207円の高値をつけました。3月11日の207円をピークに買われ過ぎからの急落トレンド(B)となり、約1年間下げ続けて2016年2月12日の83円で底打ちとなりました。その後、反発してもみあい6月24日の100円を2番底にして、上昇トレンド(C)を形成し、今年の4月3日に183円まで上昇し、4月12日の139円まで押し目を入れ、5月11日の178円まで反発後、再び押し目となっています。

セブン工業

 

 

4987 寺岡製作所 東証2部

2012年11月19日の304円を安値にアベノミクス相場にサポートされて2013年5月9日の494円まで上昇。ここから調整入りとなって350~450円の間のもみあいとなり、2014年10月17日の347円で底打ちとなりました。10月24日に384円で買転換となって急騰し、2015年2月17日の670円の高値をつけました。ここをピークに買われ過ぎからの急落となり、下降トレンド(A)入りとなりました。この中で2016年2月12日の310円、6月24日の311円とダブル底の形となって反発し、上昇トレンド(B)へ転換し押し目を形成しています。

寺岡製作所

 

 

5741 UACJ 東証1部

古川スカイと住友軽金属が合併して誕生した会社でアルミ圧延能力で世界3位。

2014年8月7日の484円を高値に、下降トレンド(A)を形成し、1年近く下げ続けて2015年9月29日の188円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(B)へ転換し、下降トレンド(A)をぬけて、2016年11月14日に365円、今年の2月2日の367円とダブル天井のような形となって反落となりました。4月13日に272円まで下落して上昇トレンドライン(B)にサポートされて反発し、5月11日に332円まで上昇後、5月23日には296円で短期の売転換となって押し目形成の形となっています。

UACJ