昨日(2017年06月14日)の動向
米ドル/円は、NY時間に急落。欧州時間には110.34円まで上昇するなど、底堅く推移していましたが、米指標発表後に108円台へ大幅下落。米5月消費者物価指数と小売売上高は共に予想に届かず弱い内容で、FOMCがインフレ見通しを下方修正し、利上げベースが後退するとの懸念が強まったことが理由。
FRBは本日まで開催したFOMCにおいてFF金利の誘導目標を25ベーシスポイント引き上げ、1.00-1.25%とすることを決定。利上げ見通しの変更はなく、年内にバランスシート縮小を開始する方針も明らかにしました。
米ドル/円は、FOMCの発表直後にも再び下げ、約2ヵ月ぶりの安値となる108.77円まで売られました。しかし、FOMCが前向きの姿勢を堅持していることがマーケットに安心感を与え、109.60円まで急反発。ただ110円台には戻れず、終値は109.529円(前日比-0.542円)。
ユーロ/ドルは、弱い米指標を受けたドル売りの流れで急上昇。1.1295ドルをつけ、1.13ドルにあと一歩に迫りましたが、FOMC発表後は上昇分を打消し1.1191ドルまで下げました。
2017年06月14日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 110.026 | 110.343 | 108.776 | 109.529 |
ユーロ/円 | 123.337 | 123.637 | 122.756 | 122.909 |
豪ドル/円 | 82.908 | 83.662 | 82.847 | 83.137 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2017年06月15日)の展望
【米ドル/円】
レジスタンスは110.45円(2017年06月12日高値圏)、サポートは 108.10円(2017年04月17日安値圏)です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 110.45 | 110.85 | 108.10 | 107.75 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円のレジスタンスは124.70円(2017年06月05日高値圏)、サポートは 122.30円(2017年05月03日安値圏)です。
ユーロ/ドルのレジスタンスは1.1300ドル(2016年11月09日高値圏)、サポートは 1.1165ドル(2017年06月09日安値圏)です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 124.70 | 125.45 | 123.30 | 121.85 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
レジスタンスは83.90円(2017年05月25日高値圏)、サポートは 82.55円(2017年06月08日安値圏)です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 83.90 | 84.05 | 82.55 | 81.75 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2017年06月15日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2017年06月15日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 20:00 | (英) イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 | 0.25% | 0.25% |
★★★ | 20:00 | (英) 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 | - | - |
★★★ | 20:00 | (英) 英中銀資産買取プログラム規模 | 4350億ポンド | 4350億ポンド |
★★ | 20:00 | (トルコ) トルコ中銀、政策金利 | 8.00% | 8.00% |
★★ | 22:15 | (米) 5月鉱工業生産(前月比) | 0.2% | 1.0% |
★★ | 29:00 | (英) カーニー英中銀(BOE)総裁、発言 | - | - |
★★ | 29:00 | (米) 4月対米証券投資(短期債除く) | - | 598億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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