昨日(2017年05月18日)の動向

この日の米ドル/円は、前日NY市場の流れを引き継いで東京市場オープン直後は売り先行で始まりましたが、110.50円付近でいったん下げ止まると、111.41円まで反発。しかし、トランプ大統領の材料に出遅れた欧州市場が参入すると再び売りが強まり、110.22円まで安値を更新しました。NY時間は111円を挟んだ動きになりましたが、トランプ大統領の政治疑惑は米議会の弾劾までに至らないとの見方も広がり、111.72円まで買い戻されて当日高値をつけました。終値は111.504円(+0.653円)。

ポンド/ドルは、堅調な4月小売売上高を手がかりに重要な抵抗線として意識されていた1.3000ドルを上抜けると、昨年9月29日以来となる1.3047ドルまで急上昇。ただその後は達成感もあって1.2887ドルまで急落、当日安値をつけました。

今月の豪ドルは、中国の景気鈍化の懸念や豪の主要輸出品目である鉄鉱石の市況悪化、さらに住宅市場ブームの終焉を暗示する住宅建設許可件数の大幅マイナスなどの悪材料で、0.7400ドル台前半で低迷しています。この日は、予想以上に改善した4月の豪失業率を材料に買いが入り、0.7466ドルまで上昇。しかし0.7500ドル台は遠く、再び0.74ドル前半に押し戻されました。

2017年05月18日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 110.676 111.721 110.227 111.504
ユーロ/円 123.559 124.110 122.542 123.806
豪ドル/円 82.263 83.076 81.754 82.713

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2017年05月19日)の展望

【米ドル/円】

レジスタンスは113.15円(2017年05月17日高値圏)、サポートは 110.20円(2017年05月18日安値圏)です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 113.15 113.80 110.20 109.55

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円のレジスタンスは124.15円(2017年05月18日高値圏)、サポートは 122.30円(2017年05月03日安値圏)です。
ユーロ/ドルのレジスタンスは1.1175ドル(2017年05月18日高値圏)、サポートは 1.0920ドル(2017年05月15日安値圏)です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 124.15 125.40 122.30 121.85

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

レジスタンスは83.10円(2017年05月18日高値圏)、サポートは 81.75円(2017年05月18日安値圏)です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 83.10 84.05 81.75 81.10

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2017年05月19日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2017年05月19日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 21:30 (加) 3月小売売上高(前月比) 0.3% -0.6%
★★ 21:30 (加) 4月消費者物価指数(CPI)(前月比) 0.5% 0.2%
★★ 21:30 (加) 4月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 1.7% 1.6%
★★ 23:00 (欧) 5月消費者信頼感(速報値) -3.0 -3.6
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します

当資料は投資判断の参考情報として提供しており投資勧誘を目的としていません。投資の最終決定はご自身でご判断ください。楽天FXで取引するには委託証拠金の差入れが必要です。取引手数料は無料ですが、各通貨ペアごとに異なるスプレッドがかかります。実際の取引では少額の委託証拠金でその額を上回る額の取引を行うことができ、そのため、差入れた委託証拠金を上回る大きな損失が発生する恐れがあります。