図1:NY金 先物 (期近)日足チャート
単位:ドル / トロイオンス
雇用統計も大きな波乱なし(2015年8月10日(月)掲載分より)
金曜日に発表された7月の雇用統計、Non-farm payroll(非農業部門雇用者数)は21万5,000人増となりました。Bloombergのエコノミスト事前予想値は22万5,000人であり、大きなぶれはなく、労働市場の改善が予定通りすすんでいるということで、9月のFRBの利上げに問題なしとする数字と言えそうです。これを受けて発表直後にゴールドは1,083ドルまで発表直前から6ドル強下落しましたが、それ以上の売りが出ず、また1,080ドル近辺でサポートされたことから、その後のニューヨークは逆に買い戻しの動きとなり、一週間の引けは1,094ドルとなりました。やはりレンジは破れず、Summer Doldrums(夏枯れ)が続きそうです。
CFTC Commitments of Traders Report as of 04 Aug 2015(2015年8月10日(月)掲載分より)
投資家ロングは36トンから41トンへ。若干のショートカバーが入りましたが、まだマーケットはロングが非常に少ない状況です。
今晩雇用統計(2015年8月7日(金)掲載分より)
昨日はこれまでにも増して静かな一日だったようです。出来高をみてもほとんど取引が行われていないのではないかと思えるような低調なものでした。やはり今晩の雇用統計待ち。特筆事項なし。Non-farm payroll(非農業部門雇用者数)の市場予想は22万4,000人増ということです。9月のFOMC前の最後の重要な経済データです。
雇用統計待ち(2015年8月6日(木)掲載分より)
静かなマーケットが続いています。出来高もTocom/Comexとも非常に少なく、夏休みそして雇用統計待ちということですね。Non-farm payroll(非農業部門雇用者数)の先月分の予想は22万4,000人増。この数字が9月のFOMC前の最後の重要な経済指標になります。昨日アトランタ連銀のDennis Lochart氏が、よほど経済状況が悪化しない限り、9月の利上げに反対する理由がないと発言。それによりドルが上昇し、ドル円は一時125円をタッチしました。ETFは残高減少が続き、すべてのGold ETFのトータルは1,525トンと2009年2月以来の低レベルになっています。相変わらずゴールドにとっては厳しい状況になっています。
静かなマーケットが続く(2015年8月5日(水)掲載分より)
静かなマーケットが続きます。特にレポートもなし。(というか休みだし。笑)底値を固めつつあるのではないでしょうか。PGMは相変わらず弱いですね。後でゆっくり分析したいと思います。すみません、現在小学生のような夏休みを過ごしています。笑。
Summer Doldrums sets in(2015年8月4日(火)掲載分より)
まあ、自分が夏休みということが一番大きいのでしょうが、笑、マーケットはSummer Doldrums(夏枯れ)に突入ですね。この言葉毎年この年には聞かれますが、夏休み週間に入ってマーケットも動意薄になるという意味です。マーケットはショート、でもそれでもhappy to be shortのようですね、ショートカバーよりもさらに売りが先行したのが昨日のマーケットのようです。レンジのまま雇用統計待ちとなりそうですね。
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