6373 大同工業 東証1部

大底圏の三角保ち合い(A)の中の煮詰まったところで2012年10月4日の121円を安値に反発となり、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2013年1月4日の146円で買転換となって上放れしました。6月12日の310円まで上昇後、6月27日の201円まで急落して三角保ち合い(B)へ入り、煮詰まったところで9月10日の237円を安値に9月13日に269円で買転換となって上放れし、今年1月8日には355円と昨年来高値更新となりました。ここを当面のピークに2月4日の252円まで下げてもみあい、3月17日に255円とダブル底を形成し、3月27日に281円で買転換となり、4月4日に331円まで戻して押し目を形成しているところです。現時点で25日移動平均線、75日移動平均線が290円台にあり、4月11日に295円まで下ヒゲを出してもみあっているところですので、日柄調整が終われば一段高となる可能性が高いといえます。

大同工業

 

5110 住友ゴム工業 東証1部

2012年11月14日の831円を安値にアベノミクス相場がスタートし、11月29日に975円で買転換が出現、上昇ライン(A)を形成して、この中で2013年5月8日の1,919円まで一直線に近い上昇となりました。ここをピークに6月7日の1,414円まで急落し、7月19日の1,830円まで反発するも2番天井となって下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンドの中で下値の下げ角度が(1)→(2)→(3)と順次緩やかになって今年の3月27日の1,243円で目先底打ちの型となり、反発して4月16日に1,418円で下降トレンド(B)を上に抜けて買転換となりました。

住友ゴム工業

 

5482 愛知製鋼 東証1部

2012年7月25日の266円、11月13日の270円をダブル底にしてアベノミクス相場がスタートし、11月16日に302円で買転換出現となって上昇トレンド(A)を形成しました。この中で5月23日の520円まで上昇、6月7日の393円の押し目を入れて再上昇となって9月27日に577円の高値更新となりました。ここをピークに業績の下方修正を受けて急角度の下降トレンド(B)となりました。今年の2月5日には382円の安値をつけて2月18日の432円まで自律反発し、再下落となって3月24日に381円をつけてダブル底の形となり、4月16日に408円で買転換となっています。

愛知製鋼

 

6349 小森コーポレーション 東証1部

2012年10月11日の354円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場のスタートにサポートされて上昇トレンド(A)を形成し、この中で12月27日に1,848円と1年2カ月で5倍強となりました。年明けは、買われ過ぎと日経平均の急落につれ安する形で急角度の下降トレンド(B)を形成し、1月30日に14年3月期の連結経常利益が65億→90億と38%の上方修正となったものの、既に織り込んでいたらしく、地合いも悪化しているため更に大きく下落し、3月17日に1,190円の安値をつけました。ここでもみあい、下向きの先細三角形(C)となって、この中で4月15日の1,195円でダブル底の形となって、25日移動平均線(23日1,291円)を上回り、4月23日に1,321円で買転換出現となっています。

小森コーポレーション

 

9005 東京急行電鉄 東証1部

2011年3月15日の298円で底打ちとなり、ここから緩やかな上昇トレンド(A)を形成。この中で2012年11月中旬のアベノミクス相場のスタートにより、11月27日に428円で上昇トレンド(A)を上放れし、急騰となって2013年4月11日の814円まで5カ月で約3倍化となりました。その後、買われ過ぎからの下落となって6月13日の580円まで下げ、ここから9月11日の742円まで上昇するものの、8月30日の626円まで下げた後は、上値、下値を切り下げる先細三角形(B)を形成しました。この中で3月20日に581円の安値(6月13日の580円に対するダブル底の形)をつけて反発となり、25日移動平均線(23日621円)、75日移動平均線(23日633円)を上回って、4月23日に644円で買転換出現となっています。

東京急行電鉄