9755 応用地質 東証1部

2012年6月4日の743円、7月25日の770円と2点底をつけて上昇トレンド(A)を形成していましたが、この中で2013年2月14日の998円を安値にして3月1日に1,144円で買転換が出現、上放れとなって3月12日の1,939円まで急伸しました。ここで押し目を入れて再上昇となり、5月20日の2,040円で当面のピークとなって6月7日の1,290円までの下落となりました。ここから戻りに入るものの、9月20日の1,870円で戻り天井となり、上値の下げ角度が(1)→(2)→(3)と急角度となって(3)の今年1月29日の1,665円からの下げで、3月20日に1,290円と底打ちの形となりました。2013年6月7日の1,290円に対するダブル底の形となります。ここからの戻りで4月4日に1,478円で買転換出現となっております。

応用地質

 

6632 JVCケンウッド 東証1部

2011年12月29日の256円を安値に上昇となり、2012年2月27日の394円まで上昇後、大きな下降トレンド(A)となっています。この中で2013年11月11日の159円で底打ちとなって反発し、下降トレンド(A)の上値斜線の近辺で3月13日の252円、3月20日の255円、4月1日の250円と日足の三尊天井を形成後、4月8日に229円で売転換出現となっています。2015年の黒字化期待から上昇したものの下降トレンド(A)を上に抜けることができず下落となっています。チャートの形としては、よほどの好材料が出ない限り3月20日の255円を突破するのは難しく、戻り売りの形といえます。

JVCケンウッド

 

9861 吉野家ホールディングス 東証1部

4月4日決算発表。10-12月期上方修正。2015年2月期は高単価商品の拡充で客単価上昇。更にコメ価格の下落効果が出てくる。

2011年2月18日の1,116円を基点とし、3月15日の816円を安値の基点として上向きの先細三角形(A)を形成しました。この中で、2013年10月8日の1,079円を安値に急騰し、今年2月18日に1,567円まで上昇。ここをピークに調整となって3月17日に1,252円をつけて反発しかかっているところといえます。

吉野家ホールディングス

 

3104 富士紡ホールディングス 東証1部

2010年8月25日の102円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、2011年11月11日の135円、3月15日の145円と2点底をつけて7月31日の190円で買転換となり、上昇トレンド(A)を上放れて急伸、2012年11月8日に394円まで上昇しました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、2013年9月2日の188円で底打ちとなり、11月11日の192円、今年2月4日の194円と順上げの3点底となって反発、2月25日に224円で買転換となって3月19日の283円まで上昇しました。ここでもみあい、3月24日に282円をつけてダブル天井の形となって急落し、4月4日に259円で売転換出現となっています。

富士紡ホールディングス

 

1944 きんでん 東証1部

2011年4月5日の782円の高値から下降トレンド(A)を形成、この中で2012年6月4日の475円、9月6日の455円、11月14日の437円と順下げの3点底となって底打ちし、アベノミクス相場にサポートされて12月18日に564円で買転換となって2013年5月17日の974円まで上昇しました。ここから6月7日の743円まで押し目を入れたあと再上昇となり、9月24日の1,103円、11月20日の1,129円、今年1月6日の1,106円と三尊天井となって1月27日に977円で売転換が出現、2012年11月14日の437円の安値からの上昇トレンド(B)を下に切りました。自律反発後再下落となり、4月10日に940円で追加の売り法則(ろく売)出現となっています。チャートの下げの形として、11月20日の1,129円から(1)→(2)→(3)と下げ角度を大きくする「いや型」(順次急角度斜線になる売り型)となっています。チャートからはカラ売有利なものの、業績や信用取り組みからは売りにくく、更に下げた場合を想定した待ち伏せ買いを考えるのがよいでしょう。

きんでん