7267 本田技研工業 東証1部

2012年の半ばから順下げの3点底をつけたあと、11月14日の2,342円を安値に11月16日の2,591円で買転換が出現、アベノミクス相場による円安進行にサポートされて上昇トレンド(A)となり2013年5月23日に4,405円の高値をつけました。ここをピークに調整入りとなり、6月17日の3,360円まで下落、その後三角保ち合い(B)となっていましたが、この中で8月30日の3,540円を安値に再上昇(C)となって、11月25日の4,385円まで上昇するも、前年の4,405円を抜けずに下落となって短期の下降トレンド(D)となり、今年の2月4日の3,560円まで下落しました。その後2月18日の3,847円まで反発後、もみあいとなって3月11日に3,848円でダブル天井の形となり、3月14日に3,607円で短期の売転換となっています。

本田技研工業

 

6367 ダイキン工業 東証1部

2月10日決算発表。11月5日の決算発表で上方修正。今回も変わらず。

1月20日の報道。中国で微粒子物質「PM2.5」などによる大気汚染の悪化。同社は中国での今年の空気清浄機の販売目標を約2倍の15万台とする。

2012年10月11日の1,861円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、11月16日の2,460円で買転換となって2013年5月23日の5,190円まで上昇。ここをピークに6月25日の3,735円まで押し目を入れた後、2012年10月11の1,861円と2013年6月25日の3,735円を結ぶ上昇ライン(A)よりも角度の大きい上昇ライン(B)へ移行し、この中で11月22日の6,650円まで上昇しました。ここから調整入りとなり、上昇ライン(B)を下に切って今年の2月4日の5,431円まで下落し、上昇ライン(A)にサポートされて下値切り上げの直角三角形の保ち合い(C)を形成していましたが、日経平均の急落につれ安して下放れの形となっています。この水準から下は売られ過ぎとなります。本日3月18日は反発しています。

ダイキン工業

 

7762 シチズンホールディングス 東証1部

2月12日の決算発表で通期上方修正。

2012年10月10日の346円を安値にもみあいとなり、11月中旬のアベノミクス相場のスタートで12月14日に432円で買転換となって2013年5月14日の705円まで上昇しました。ここから6月13日の510円まで押し目を入れたあと8月9日の541円を2点底にして業績情報修正期待から角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、今年の1月6日に911円の高値をつけました。ここをピークに2月4日の749円まで押し目を入れて再上昇となるものの、2月13日の877円、3月7日の887円とダブル天井のような形となって3月14日に810円で短期の売転換となっています。2月17日の決算発表では通期の情報修正が再び行われており、大きく下げたところはリバウンド狙いとなります。

シチズンホールディングス

 

7011 三菱重工業 東証1部

大底圏でのボックス相場(A)の中で、2012年11月13日の315円を安値にアベノミクス相場がスタートし、11月22日に364円で買転換となって急伸、2013年5月23日には765円まで上昇しました。ここをピークに6月21日の513円まで下落し反発後、10月7日の538円で2点底となって再上昇となり、今年の1月16日の730円の戻り高値のあと日経平均の大幅下落につれ安して下値模索となっています。チャートの形をみると、大きな三角保ち合い(C)の下限を試す動きとなっているようにもみえます。2月6日の決算発表では、通期を上方修正しており、この下げは信用買い残が膨らんでいるため、薄商いの中で投げが出ている状況だといえます。

三菱重工業

 

5463 丸一鋼管 東証1部

2012年8月7日の1,406円で底打ちとなって反発し、10月24日の1,583円の安値から11月7日に1,693円で買転換が出現、11月中旬のアベノミクス相場のスタートで急伸となって2013年5月23日の2,783円まで上昇しました。ここを目先のピークにして6月14日の2,242円まで押し目を入れ、2,200円台~2,500円台のボックス相場の中で9月3日の2,245円をダブル底として再上昇となり、今年の2月25日の2,889円まで上昇しました。ここをピークに3月3日に2,791円で売転換となって下落し、2012年10月24日の1,583円の安値からの上昇トレンド(A)を切る水準まで下げています。

丸一鋼管