6706 電気興業 東証1部

2月7日に決算発表。11月3日の決算発表で上方修正された予想のまま。通信用大型アンテナの国内シェア40%を占める当社は携帯電話各社の高速通信サービス「LTE」基地拡充が追い風となり、業績拡大基調が予想される。

2012年8月7日の287円の安値から11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2013年5月16日の620円の高値をつけたあと、6月7日の477円まで押し目を入れて三角保ち合い(B)となっていましたが、8月16日の495円を安値に業績上方修正期待から再上昇となり、11月3日の決算発表で通期を従来比△25%の上方修正したことで、今年の1月15日には775円まで上昇しました。ここをピークに当面材料出尽くしとなって2月4日には600円まで下落しましたが、すぐに2月13日の750円まで切り返し、再び押し目を形成しています。2月7日の決算発表を終えています。

電気興業

 

6924 岩崎電気 東証1部

2月3日の決算発表で、14年3月期の連結経常利益を7.5億円から12億円と2.2倍増益の60%上方修正。

2011年5月12日の294円、6月13日の281円とダブル天井となって下降トレンド(A)を形成し、この中で2012年10月11日の102円で底打ちとなりました。11月16日の123円で買転換となり、アベノミクス相場にサポートされて急伸しました。1月16日の243円まで上昇、押し目を入れたあと5月23日には268円の高値をつけました。ここから6月26日の167円まで押し目を入れ、終値ベースで1月16日の243円を高値とし6月26日の167円を安値とする三角保ち合い(C)へ移行しました。これが煮詰まったところで1月31日の202円を安値に2月4日に223円で買転換となり、三角保ち合いを上放れして2月24日に261円まで上昇、押し目を入れています。

岩崎電気

 

9672 東京都競馬 東証1部

2月7日の決算発表では、10-12月期経常益は△35%の4.6億円に。前期通期は2%増益に。通期の進捗率86%で目標上回る可能性。

2011年3月15日の76円で底打ち後、2012年7月15日の103円を安値に動きが止まっていましたが、11月のアベノミクス相場をスタートに動意づき、11月21日に120円にのせた後は徐々に上昇力を高め、2013年4月24日には549円まで急騰し、5カ月で約4.5倍化しました。これは日銀の異次元金融緩和を受けて不動産株が急騰し、当銘柄は含み資産の本命株の一角として549円まで買われました。ここから6月27日の286円まで大幅下落となるものの9月19日の512円まで反発、しかしその後円安一服となりアベノミクス相場への期待も薄れていることで再び調整入りとなり、今年の2月4日には305円まで下げて昨年6月27日の286円に対する2番底の形となりつつあります。異次元金融緩和第2弾となれば再び買われてくる可能性が高いといえます。

2013年9月19日の512円の2番天井からの下落で10月2日に453円で売転換が出現、10月8日に409円まで下げて10月22日に451円まで戻り、再び下落して10月28日に415円で再度の売転換となったところで、10月31日に弊社(オフィス出島)有料会員向けに410~430円でカラ売り推奨(453円を上回れば損切り前提)し、買い戻し目標を360~380円としました。結果は11月19日に444円まで上昇後、2月4日に305円まで下落となりました。

東京都競馬

 

4042 東ソー 東証1部

2月3日の決算発表では、11月の決算発表で上方修正したままの予想継続。

2012年10月1日の147円で底打ちとなり、ここからゆるやかな上昇トレンドとなっていましたが、アベノミクス相場のスタートで11月16日の170円で買転換が出現、2013年5月23日の410円まで約半年で2.5倍化しました。ここを当面のピークに6月7日の289円まで下落し、ここから再上昇となって5月23日の410円を突破、今年の1月6日の494円まで上昇しました。その後高値もみあいとなって1月16日に496円をつけてダブル天井となり、1月14日に461円で売転換が出現、2月4日の392円まで下落して2月18日に417円で買転換となり、ゆるやかな上昇トレンド(C)となっています。

東ソー

 

4228 積水化成品工業 東証1部

11月1日の決算発表では、7-9月期計上益△74%の5.9億円で通期を従来比△14%増に上方修正。1月31日の決算発表では、10-12月期計上益△24%の9.9億円と勢いは鈍る。前回の上方修正予想はそのまま。

2010年1月8日の475円、1月26日の473円、7月29日の460円と三尊天井を形成して8月11日の411円で売転換となり急落後、下降トレンド(A)を形成し、この中で2012年10月15日の164円で底打ちとなりました。ここから11月20日に195円で買転換し、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2013年5月22日の295円で当面のピークとなり、6月7日の230円まで押し目を入れて緩やかに戻りを試すものの1月29日に295円と同値をつけてダブル天井の形となって、2月3日に271円で短期の売転換となり押し目を入れているところです。上昇トレンド(B)を切りましたが、4月2日の223円と6月7日の230円を引いた上昇トレンドライン(C)にサポートされる形となっています。

積水化成品工業