2768 双日 東証1部

2009年6月15日の239円を高値に2010年7月22日の133円まで下落し、ここから2011年2月17日の198円まで戻すものの、3月11日の東日本大震災を受けて下落に転じ、先細の下向き三角形(A)の下げとなりました。この中で2012年11月13日の95円で底打ちとなり、アベノミクス相場にサポートされて12月13日に113円で買転換し、その後一気に急騰して2013年5月22日にはザラ場では2009年6月15日の239円をクリアーし248円まで上昇しました。ここを目先のピークに6月27日の152円まで調整し、その後は9月18日の200円まで戻してもみあい、12月16日に178円の安値をつけて反発、1月17日に196円で買転換出現となりました。

双日

 

1883 前田道路 東証1部

チャートの形をみると、2010年10月29日の548円を安値にゆるやかな上昇トレンド(A)を形成している途中で、2012年6月4日の795円を安値に11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて角度の高い上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2013年7月10日の1,760円、9月11日の1,846円、1月16日の1,832円の高値をつけ、柴田罫線では高値圏でゆるやかな上昇トレンド(C)になりつつあります。1,535円を終値で切らなければ当面は1,800円の戻りを試す形といえます。

前田道路

 

4093 東邦アセチレン 東証2部

2008年6月10日の130円を高値とする三角保ち合い(A)の中で、2012年11月12日の77円を安値にアベノミクス相場にサポートされて12月25日に89円で買転換となって上放れし、2012年5月22日には142円まで上昇しました。ここから6月7日の97円まで押し目を入れたあと業績の上方修正期待から急上昇となり、今年の1月9日には269円まで上昇して525万株の大商いとなりました。ここを抜けるには時間がかかりますので、目先は大きく下げたところを買ってリバウンド狙いとなります。6月7日の97円からの上昇トレンド(B)を形成しており、12月25日の安値141円を切らなければ中長期的に上値を試すことになります。東証2部の中小型株です。

東邦アセチレン

 

6358 酒井重工業 東証1部

弊社(オフィス出島)有料会員向けに12月16日(終値360円)時点で、待ち伏せとしては、昨年6月27日の226円の安値から11月11日の448円の高値までまでの上昇幅の1/2押し(337円)水準を目安に待ってみるところとしました。目先は、チャートの形からは戻れば短期のカラ売が狙えるとして、424円を終値で上に抜ければ損切り前提に380~400円でカラ売し、330~350円で買い戻しとしています。

結果的に、この推奨日の12月16日の360円を安値に戻りを試す動きとなり、今年の1月5日には410円まであり、その後はもみあって下落となり、1月23日に390円で再び法則が出て下値を試す動きとなっています。目先は360円が昨年の10月8日の360円、12月16日の360円とダブル底の形となっていますので、この水準で止まるかどうかですが、ここを切ると再度の下放れとなり、12月16日に想定した待ち伏せポイントの337円水準が視野に入ってきます。

酒井重工業

 

4205 日本ゼオン 東証1部

決算発表2月6日予定。

2012年3月19日の823円の高値からの下降ライン(A)の中で、10月3日の518円で底打ちとなり、アベノミクス相場にサポートされて11月15日の641円で上放れし上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、2013年5月20日に1,260円まで上昇後、6月7日の922円まで押し目を入れて再上昇となり、5月20日の1,260円を更新、9月25日には1,344円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなり、上昇トレンド(B)を下に切って12月27日の931円まで下落し下降トレンド(C)を形成しています。その後931円を安値に反発し、1月16日に1,012円で買転換出現となり、1月20日には1,088円まで上昇するものの、日経平均の急落につれ安して再び押し目を形成しています。好業績のため、下落につれて信用買い残が増加しており、当面は1,150円からは上値が重くなりますので、短期のリバウンド狙いとなります。

弊社(オフィス出島)有料会員向けに12月24日の時点で、買いポイント(1)950~980円(2)880~920円と設定し、利食いポイントを(短期)1,080~1,120円としました。結果的に12月27日に931円まで下落して反発し、1月20日には1,088円まで上昇しました。

日本ゼオン