6358 酒井重工業 東証1部

11月13日の決算発表では、7-9月期経常益は3.1倍の5.5億円。

2011年11月10日の124円を安値に2012年5月1日の363円まで急騰。急騰後の調整で10月15日の182円まで下げて反発するものの、大きな三角保ち合い(A)を形成。この中で今年の6月27日に226円の安値をつけて反発し、8月9日の決算発表で中間期を従来比2.0倍に上方修正したことで8月12日に300円で買転換となって三角保ち合いを上放れ、11月11日の448円まで上昇しました。高値圏のもみあいで、9月20日の424円、11月11日の448円、12月3日の407円と三尊天井を形成して上方修正を織り込み、12月13日に375円で売転換出現となりました。

酒井重工業

 

5232 住友大阪セメント 東証1部

2011年8月7日の196円の安値から9月30日の265円までの反発後、三角保ち合い(A)を形成。この中で、煮詰まったところで2012年6月4日の217円を安値に上放れ、12月27日の327円まで上昇し、2013年4月5日の246円まで押し目を入れ再上昇となって9月10日に417円の年初来高値となりました。ここから10月8日の364円まで押し目を入れて反発となったものの、12月2日に418円となって年初来高値を更新しましたが、9月10日の417円とダブル天井のような形となっています。364円を終値で切ると目先はダブル天井が確定された形となって高値更新するのに時間がかかることになりますが、リスクの少ない買い場となってくると考えられます。

住友大阪セメント

 

5851 リョービ 東証1部

2011年7月8日の395円を高値に直角三角形の保ち合い(A)を形成後、下放れとなって2012年10月3日の141円で底打ちとなりました。11月2日に177円で買転換が出現し、この月の中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇を開始、今年の5月21日の346円まで上昇しました。ここを目先のピークに日経平均の急落につれ安し、6月7日の241円まで押し目を入れましたが、業績の上方修正期待から急伸となり、10月2日に480円まで上昇、高値圏のもみあいとなって10月22日に459円の戻り高値をつけました。10月31日に決算発表で上方修正となりましたが、目先は織り込んでの上昇ということで材料出尽くしとなり、11月18日の460円の戻り高値をつけて3山形成(柴田罫線では順下げの三尊天井)となって12月2日の425円で売転換出現となりました。

リョービ

 

5942 日本フイルコン 東証1部

2011年7月14日の470円の高値からの上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(A)の中で、2012年7月25日の364円、2013年2月15日の362円とダブル底となって上放れし、4月9日に449円まで上昇しました。ここから再下落となり、6月7日の364円まで下落したあと業績の上方修正期待から再上昇となって、11月26日に483円の年初来高値をつけました。目先は上方修正を織り込んで反落となり、12月16日に442円で売転換出現となっています。

日本フイルコン

 

1868 三井ホーム 東証1部

10月31日の決算発表では、7-9月期の経常利益は前年同期比4.8倍の27.3億円に拡大。14年3月期は注文住宅の堅調やリフォームも好調で経常増益。

2010年10月21日の351円で底打ちとなり、ここから2011年2月18日の486円まで上昇後、三角保ち合い(A)の動きとなりました。この煮詰まったところで2012年11月14日の381円を安値に12月5日に407円で買転換出現となり、今年の5月15日には595円まで上昇しました。ここを当面のピークに6月7日の442円まで下落して7月16日の515円まで反発するものの再下落となり、10月4日の457円まで下げました。この水準でもみあったあと、反発となって5月15日の595円からの下降トレンド(B)を上に抜け、12月2日に498円で買転換出現となりました。

三井ホーム