3946 トーモク 東証1部

10月31日の決算発表では、7-9月期経常益は84%増の25億円。14年3月期は、段ボール箱は飲食料品向け好調。燃料高こなし経常増益。

2011年3月7日の278円を高値に3月11日の東日本大震災を受けて3月15日の160円まで急落。その後三角保ち合い(A)を形成し、この中で2012年9月12日の199円を安値に11月2日に230円で買転換が出現して三角保ち合い(A)を上放れし、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて今年の5月21日には340円まで上昇しました。ここを当面のピークにして6月7日の275円まで下がり、反発後8月28日に275円とダブル底をつけ、再上昇となって10月11日に307円で買転換出現となり、直角三角形の保ち合い(B)を上放れる形となりました。

トーモク

 

3382 セブン&アイ・ホールディングス 東証1部

10月3日の決算発表では、従来通り好調。

電子マネー「ナナコ」のグループ外展開を加速。コンビニから百貨店までグループすべておよそ300万商品をネットで販売。

2011年3月15日の1,879円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で今年の2月27日の2,639円を安値に3月6日に2,956円で買転換となって上昇トレンド(A)を上に抜け、急騰となり5月15日には4,115円まで上昇しました。ここを当面のピークに6月7日の3,185円まで下落し、三角保ち合い(C)へ移行となりました。この三角保ち合いが煮詰まってきたところで11月8日の3,500円を安値に反発となり、11月15日に3,750円で三角保ち合いの上放れとなりました。チャートの形や業績からみると押し目買いの形と考えられます。

セブン&アイ・ホールディングス

 

3341 日本調剤 東証1部

10月31日の決算発表では、7-9月期経常益は3.0倍の11億円。14年3月期は既存店の堅調や後発薬製造が好調で経常増益。

2012年5月7日の3,270円を高値にもみあい、7月3日の3,100円の戻り高値から下降トレンド(A)を形成しました。この中で10月3日の1,952円、11月29日の2,000円と2点底をつけたあと、アベノミクス相場にサポートされて5月2日には3,470円となって、2012年5月7日の3,270円を突破しました。ここを当面のピークにしてもみあったあと4月2日の2,390円まで下落し、その後三角保ち合い(B)を形成しています。現在は、この三角保ち合いの煮詰まってきたところで、8月28日の2,590円、10月7日の2,587円とダブル底の形となって反発し、上放れ寸前にあると考えられます。

日本調剤

 

6325 タカキタ 東証2部

11月11日の決算発表では、中間決算は大幅増益で14年3月期業績は上方修正。TPP関連、風力発電関連。

2009年7月16日の350円からの下降トレンド(A)の中で2011年11月24日の131円で底打ちとなり、安値圏でもみあって6月15日に145円で買転換が出現、11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて今年の2月1日に180円でろく買出現となって下降トレンド(A)を上に抜けました。5月20日の315円まで急騰後、ここをピークに6月7日の195円まで下落したあとは三角保ち合い(B)を形成していましたが、この中で6月7日の195円、9月2日の196円とダブル底となって反発し、9月26日に買転換が出現して上昇トレンド(C)へ移行しています。この上昇トレンド(C)の中で上方修正を好感して11月20日に275円まで上昇するものの、相場が一部の主力株買いに片寄って小型株はカヤの外ですので上昇が続かず反落となっています。いずれ、中小型株が買い直される時がくる可能性がありますので、安いところを買ってじっくり待つ戦術となります。

タカキタ

 

6222 島精機製作所 東証1部

10月30日の決算発表では、7-9月期経常益は5.7億円黒字に転換。14年3月期は横編み機がトルコやバングラデシュなどで好調で経常増益。

2012年9月6日の1,008円、11月1日の1,011円とダブル底をつけて11月19日の1,146円で買転換出現となり、アベノミクス相場にサポートされて今年の5月20日には2,580円までの大幅高となりました。そこをピークに調整入りとなって6月26日の1,611円まで下落し、ここから短期の上昇トレンド(B)となりましたが、10月24日の2,246円が戻り高値となって上昇トレンド(B)を下に切りました。しかし、11月8日に1,905円まで下落して、11月21日に2,057円で買転換出現となっています。

島精機製作所