昨日(2015年8月13日)の動向

東京市場では、中国人民銀行が3日連続で人民元中心レートの引き下げを行いましたが、市場の反応は限定的でした。米ドル/円は一時124.07円まで下落しましたが、その後は124.55円レベルまでじり高の動きとなりました。海外市場では、ダウ平均株価や米長期金利が軟調となったことを受けて、米ドルは上値の重さが見られたものの積極的に売り進む材料もなく、米ドル/円は124円半ばレベルで小幅にもみ合う動きとなりました。

2015年8月13日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 124.223 124.629 124.072 124.432
ユーロ/円 138.625 138.853 138.076 138.746
豪ドル/円 91.669 92.043 91.141 91.569

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年8月14日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は124円台で小動き。上値では125円台を回復できるか、下値では123.80円レベルや123.40円レベルなどがサポートとして機能するか注目されます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 125.00 125.60 123.80 123.40

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は上昇一服。2日続けて138円ちょうどから138.85円のレンジの動きとなっており、このレンジを上下どちらに抜けるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 138.80 140.00 138.00 137.10

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は引き続き中国情勢や原油などの商品価格を意識した動きが継続しそうです。上値では92円ちょうどや92.50円レベル、下値では91円ちょうどや90.40円レベルなどがそれぞれポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 92.00 92.50 91.00 90.40

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年8月14日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年8月14日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 18:00 (欧)4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比) 1.3% 1.0%
★★★ 18:00 (欧)7月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比) 0.2% 0.2%
★★★ 18:00 (欧)4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比) 0.4% 0.4%
★★ 21:30 (米)7月卸売物価指数(PPI)(前月比) 0.1% 0.4%
★★ 21:30 (米)7月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) 0.1% 0.3%
★★ 22:15 (米)7月鉱工業生産(前月比) 0.3% 0.3%
★★ 23:00 (米)8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値  93.5 93.1
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します