昨日(2015年8月12日)の動向
東京市場では、昨日に続いて中国人民銀行による人民元中心レートの引き下げが行われたことを受けて米ドル高、株安が進展。日経平均株価が一時300円を超える下げ幅となるなか、米ドル/円は125.28円レベルまで上値を拡大しました。海外市場では、人民元の切り下げが米金融政策にも影響し、米国の利上げ時期が後退するのではないかとの思惑が台頭したことや、米株価指数と米長期金利がいずれも軟調となったことなどを背景に米ドル売りが進み、米ドル/円は一時123.80円レベルまで下落する動きとなりました。
2015年8月12日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 125.117 | 125.278 | 123.796 | 124.216 |
ユーロ/円 | 138.170 | 138.859 | 138.013 | 138.624 |
豪ドル/円 | 91.369 | 91.726 | 90.345 | 91.660 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年8月13日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は利上げ時期後退思惑などを背景に一時124円を割り込む動きとなりました。上値は直近高値の125.30円レベル、下値では7/31安値付近の123.50円レベルがそれぞれ意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 125.30 | 125.85 | 123.50 | 123.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/米ドルが1.12レベルを回復するなどユーロは堅調。上値では6月末の高値レベル138.80円をしっかりと超えられるかが焦点となりそうです。一方下値では138円ちょうどや、137.10円レベルなどがサポートとして機能するか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 138.80 | 140.00 | 138.00 | 137.10 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
連日の人民元切り下げを受けて豪ドルは急落、一時90.40円レベルまで下落する展開となりました。上値では節目の92円台を回復できるか、下値では90.50円レベルをしっかりと抜けられるかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 92.00 | 92.50 | 90.50 | 90.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年8月13日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年8月13日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 20:30 | (欧)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨 | - | - |
★★ | 21:30 | (米)前週分新規失業保険申請件数 | 27.0万件 | 27.0万件 |
★★★ | 21:30 | (米)7月小売売上高(前月比) | 0.6% | -0.3% |
★★★ | 21:30 | (米)7月小売売上高(除自動車)(前月比) | 0.4% | -0.1% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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