昨日(2015年8月5日)の動向

東京市場では、FOMCによる9月利上げ観測が強まり午前中にかけて米ドル/円は124.475円までじり高に推移しました。海外市場では、7月ADP雇用統計が予想を下回ったために米ドル売りが広がり、米ドル/円は一時124円ちょうどまで下落しました。しかしながら、その後発表されたISM非製造業景況指数が予想を上回り、10年ぶりとなる水準になったことで再び利上げ観測が台頭し、米ドル/円は一時125円ちょうど付近まで上げ幅を拡大する動きとなりました。

2015年8月5日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 124.331 125.012 124.012 124.855
ユーロ/円 135.319 136.198 134.989 136.153
豪ドル/円 91.728 91.901 91.259 91.826

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年8月6日)の展望

【米ドル/円】

昨日のISM非製造業指数を受けて一時125円台に乗せた米ドル/円ですが、明日に控える雇用統計から本日は動意の薄い動きが予想されます。上値では6月5日に付けた高値125.85円を上抜けるか焦点となりそうです。一方、下値では124.00円レベルがサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 125.50 125.85 124.00 123.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値ではボリンジャーバンド+2σが位置する137.30円レベルを上抜けるかが焦点となりそうです。下値では25日移動平均線が位置する135.60円レベルがサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 137.30 138.00 135.60 135.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値ではボリンジャーバンド+2σが位置する93.10円レベルや75日移動平均線が位置する93.90円レベルを上抜けるかが焦点となりそうです。下値では5日移動平均線がサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.10 93.90 91.00 90.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年8月6日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年8月6日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:30 (英)6月鉱工業生産指数(前月比) 0.1% 0.4%
★★★ 20:00 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 - -
★★★ 20:00 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 0.50% 0.50%
★★★ 20:00 英中銀資産買取プログラム規模 3750億ポンド 3750億ポンド
★★ 20:00 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート) - -
★★ 20:45 カーニー英中銀(BOE)総裁、発言 - -
★★ 21:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 27.2万件 26.7万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します