昨日(2015年7月31日)の動向
東京市場では、日経平均株価が軟調となったことを受けて米ドル/円は124円を割り込み、123.90円レベルまで下落する動きとなりました。海外市場では、米長期金利の上昇などを背景に米ドル/円は124.40円レベルまで上昇したものの、米第2四半期雇用者コスト指数が市場予想を下回ったことやダウ平均株価が下落したことなどを受けて123.60円レベルまで反落。その後は株価の反発に連れ高となり、124円近辺まで小幅に値を戻してこの日の取引を終えました。
2015年7月31日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 124.137 | 124.373 | 123.524 | 123.941 |
ユーロ/円 | 135.709 | 137.346 | 135.575 | 136.116 |
豪ドル/円 | 90.503 | 91.022 | 89.928 | 90.496 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年8月3日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は124.40円レベルまで上値を試したものの反落。上値は引き続き黒田日銀総裁の円安けん制発言水準である124.60円レベルが意識されそうです。下値では123.50円レベルをを明確に下抜けることができるかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 124.60 | 125.00 | 123.50 | 123.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は136円を挟んだレンジが継続。上値では137.50円や138円ちょうど、下値では直近安値となる135.50円や節目の135円などがそれぞれ注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 137.50 | 138.00 | 135.50 | 135.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は豪ドル/米ドルの動きにつれて上下する展開となりました。引き続き中国株価や商品価格動向を睨んだ動きとなることが予想されます。上値は25日移動平均の位置する91.60円レベル、下値では90円を明確に割り込むことができるかがそれぞれ焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 91.60 | 92.00 | 90.00 | 89.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年8月3日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年8月3日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 16:50 | (仏)7月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 49.6 | 49.6 |
★★ | 16:55 | (独)7月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 51.5 | 51.5 |
★★ | 17:00 | (欧)7月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 52.2 | 52.2 |
★★ | 17:30 | (英)7月製造業購買担当者景気指数(PMI) | 51.5 | 51.4 |
★★ | 21:30 | (米)6月個人消費支出(PCE)(前月比) | 0.2% | 0.9% |
★★★ | 21:30 | (米)6月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) | 0.1% | 0.1% |
★★ | 21:30 | (米)6月個人所得(前月比) | 0.3% | 0.5% |
★★★ | 23:00 | (米)7月ISM製造業景況指数 | 53.5 | 53.5 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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