昨日(2015年7月1日)の動向

東京市場では、6月の日銀短観発表があり大企業、製造業のDIが+15と前回調査から改善したものの、米ドル/円の動きは限定的となりました。また、豪ドル/円は豪や中国の経済指標の好結果を受け95円手前まで上昇しました。欧州時間に入ると、ギリシャ情勢に関するニュースを受け、ユーロ/米ドルが1.11ドル前半まで下落、また、米ADP雇用統計が予想を上回る数字となり、市場は米ドル買いで反応。米ドル/円は123円台へ上昇、ユーロ/米ドルは1.11ドルを割り込み1.1060ドルレベルまで下落しました。

2015年7月1日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 122.455 123.237 122.342 123.153
ユーロ/円 136.391 137.414 136.029 136.118
豪ドル/円 94.354 94.984 94.091 94.185

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年7月2日)の展望

【米ドル/円】

上値は今週月曜日にギャップオープンした部分を完全に埋めることができるようですと、124円が意識される展開になりそうです。下値は5月14日の安値から6月5日の高値の3分の2戻しの121.50円レベルがサポートとして機能するかが焦点になりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 124.00 125.80 121.50 121.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

依然として、上値は29日の高値138円をしっかり回復できるか、下値は133円のサポートが機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 138.00 138.50 133.50 133.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値は95円をしっかり回復できるか、下値は93円のサポートが機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 95.00 96.00 93.50 93.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年7月2日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年7月2日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:30 (英)6月建設業購買担当者景気指数(PMI)  56.5 55.9
★★ 18:00 (欧)5月卸売物価指数(PPI)(前月比) 0.1% -0.1%
★★★ 20:30 (欧)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨 
★★★ 21:30 (米)6月非農業部門雇用者数変化(前月比) 23.0万人 28.0万人
★★★ 21:30 (米)6月失業率  5.4% 5.5%
★★ 21:30 (米)前週分新規失業保険申請件数  27.0万件 27.1万件
★★ 23:00 (米)5月製造業新規受注(前月比) -0.5% -0.4%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します