昨日(2015年6月18日)の動向

東京市場では、ギリシャ債務協議への警戒感で日経平均株価が終値ベースで約1ヵ月ぶりに2万円を割り込んだことから、米ドル/円は123.60円レベルから122.90円レベルまで値を下げる展開となりました。海外市場では、米消費者物価指数が市場の予想ほど伸びなかったことから、米ドル/円は122.50円レベルを割り込む場面が見られましたが、同水準で輸入勢の買いが観測されたことからショートカバーが優勢となり、123円ちょうど手前でNYクローズを迎えました。

2015年6月18日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 123.375 123.605 122.476 122.919
ユーロ/円 139.876 140.652 139.488 139.752
豪ドル/円 95.668 96.297 94.957 95.884

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年6月19日)の展望

【米ドル/円】

米ドル円は、先週黒田総裁発言で急落したレベル122.45円レベルがサポートとして意識され、後半にかけ反発。同水準が本日以降もサポートとして機能するかに注目です。一方上値では大台124円台を回復できるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 124.00 125.00 123.00 122.45

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、140円台に定着できるかが焦点となりそうです。一方下値では、139円ちょうどレベルがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 140.00 141.00 139.00 138.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、6月の高値96.98円レベルを上抜けできるかが焦点となりそうです。一方下値では日足移動平均線50日線が位置する94.68円レベルがサポートとして機能するかに注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 96.98 97.30 95.00 94.68

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年6月19日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年6月19日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ (日)日銀金融政策決定会合、年間マネタリーベース増加目標 80兆円 80兆円
★★★ 15:30 (日)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
★★ 21:30 (加)5月消費者物価指数(CPI)(前月比) 0.5% -0.1%
★★ 21:30 (加)4月小売売上高(前月比) 0.7% 0.7%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します