昨日(2015年6月17日)の動向

東京市場では、FOMCを前に米ドル/円は123円台前半で小動きとなりました。海外市場に入ると、FOMC後に控えるイエレンFRB議長の会見への思惑から米ドル/円は一時124円台前半レベルまで上昇しました。その後発表されたFOMC予測でGDPが下方修正されたことや金利見通しが引き下げられたことから、米ドル売りが優勢の展開となりました。とりわけイエレン議長の「利上げのタイミングには更なる決定的な証拠を待っている」と年内利上げに関してハト派的な発言をしたことを受け米ドル/円は123円台前半まで下落し、ロンドン時間の上昇幅を相殺する形となりました。

2015年6月17日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 123.352 124.439 123.215 123.420
ユーロ/円 138.712 140.005 138.680 139.902
豪ドル/円 95.639 95.766 95.023 95.664

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年6月18日)の展望

【米ドル/円】

上値では、大台125円を回復できるかが争点となりそうです。下値では122.45円レベルがサポートとして機能するかが争点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 124.50 125.00 123.00 122.45

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、140円台に定着できるかが争点となりそうです。一方下値では、138円ちょうどや137.23円レベルがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 140.00 141.00 138.00 137.23

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、96円台を回復できるかがポイントとなりそうです。一方下値では先週末安値94.50円レベルがサポートとして機能するかに注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 96.00 97.30 95.00 94.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年6月18日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年6月18日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 16:30 スイス国立銀行3カ月物銀行間取引金利誘導目標中心値 -0.75% -0.75%
★★ 17:30 (英)5月小売売上高指数(前月比) -0.1% 1.2%
★★★ 21:30 (米)5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 0.2% 0.3%
★★ 21:30 (米)1-3月期四半期経常収支 -1173億ドル -1135億ドル
★★ 21:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 27.7万件 27.9万件
★★★ 21:30 (米)5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 0.1% -0.2%
★★ 23:00 (米)5月景気先行指標総合指数(前月比) 0.4% 0.7%
★★ 23:00 (米)6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 8.0 6.7
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します