昨日(2015年6月8日)の動向
東京市場では、日経平均は小幅続落し、米ドル/円は強い米雇用統計を受けて利益確定の売りが先行しましたが125円半ばでもみ合いとなりました。海外市場では欧州各国の金利が上昇したことで、ユーロ高・ドル安の流れとなりました。米ドル/円はオバマ米大統領が「ドル高は問題」と発言した報道を受け、125円前半まで売りが先行しました。しかしホワイトハウスがこの報道を否定したことから125.30円台へ戻しましたが、米10年債利回りが2.3%後半でさえない展開となったことや、調整売りに押されて124.29円レベルまで反落しました。
2015年6月8日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 125.559 | 125.668 | 124.294 | 124.458 |
ユーロ/円 | 139.352 | 140.742 | 139.039 | 140.520 |
豪ドル/円 | 95.688 | 95.959 | 95.435 | 95.842 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年6月9日)の展望
【米ドル/円】
上値では先週末の雇用統計後の高値125.80円レベルが意識されそうです。一方下値では124円ちょうどや123円半ばレベルがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 125.80 | 126.50 | 124.70 | 124.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
目先上値では、141円台にしっかりと乗せることができるかがポイントとなりそうです。一方下値では、200日移動平均線が位置する137.20円レベルがサポートとして機能するかが争点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 141.00 | 142.00 | 139.00 | 137.15 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、5月14日に付けている97.30円レベルを上抜けるかが注目されそうです。一方下値では95円ちょうどなどがサポートとして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 97.30 | 98.00 | 95.00 | 94.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年6月9日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年6月9日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 17:30 | (英)4月貿易収支 | -99.50億ポンド | -101.22億ポンド |
★★★ | 18:00 | (欧)1-3月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比) | 0.4% | 0.4% |
★★★ | 18:00 | (欧)1-3月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比) | 1.0% | 1.0% |
★ | 23:00 | (米)4月卸売在庫(前月比) | 0.2% | 0.1% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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