昨日(2015年6月3日)の動向
東京市場では、日経平均が続落し、前日にユーロ/米ドルが大幅高となったことから、米ドル/円は上値の重い展開が続きました。その後、ニューヨーク市場に発表された米5月ADP全国雇用者数では20万人を超える結果となり、米ドルの買い戻しが見られ上値を伸ばしました。しかし、欧州債利回りがこの日も大きく上昇し、ユーロ主導の米ドル売りと5月ISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことから、米ドル/円は上げ幅を縮小し失速し、124.30円レベルで底堅く推移しました。
2015年6月3日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 124.117 | 124.678 | 123.793 | 124.219 |
ユーロ/円 | 138.388 | 140.135 | 138.047 | 139.992 |
豪ドル/円 | 96.491 | 96.980 | 96.215 | 96.662 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年6月4日)の展望
【米ドル/円】
上値では、昨日と同様に米ドルの買戻しが強まれば、再び125円台を回復する可能性が出てきます。下値では5月28日安値である123.50円レベルや節目の123円ちょうどがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 125.00 | 125.68 | 123.50 | 123.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
一昨日に続きユーロ買いが目立った展開となりました。目先上値では、大台141円を突破できるか注目です。一方下値では、200日移動平均線が位置する137.20円レベルがサポートとして機能するか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 140.50 | 141.00 | 138.00 | 137.20 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では5月14日高値97.30円レベルを上抜けるかが注目されそうです。一方下値では95円ちょうどなどがサポートとして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 97.30 | 98.00 | 95.50 | 95.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年6月4日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年6月4日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 20:00 | (英) イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 | 0.5% | 0.5% |
★★★ | 20:00 | (英)英中銀資産買取プログラム規模 | 3750億ポンド | 3750億ポンド |
★★ | 21:30 | (米)前週分新規失業保険申請件数 | 27.8万件 | 28.2万件 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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