昨日(2015年5月8日)の動向
東京市場では、米雇用統計への期待感から米ドル買いが優勢となり、米ドル/円は120円手前レベルまで上昇。海外市場では、米失業率が5.4%と2008年5月来の低水準、非農業部門雇用者数も前月比+22.3万人と、ほぼ市場予想通りとなったものの、3月の雇用者数が+12.6万 人から+8.5万人に下方修正されたことが嫌気され、米ドル/円は119.60円レベルまで反落。米雇用統計発表後に米10年債利回りが低下したことも意識され、米ドル/円は120円付近で上値を抑えられる展開となりました。
2015年5月8日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 119.674 | 120.233 | 119.598 | 119.732 |
ユーロ/円 | 134.857 | 135.344 | 134.089 | 134.225 |
豪ドル/円 | 94.702 | 95.313 | 94.318 | 94.989 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年5月11日)の展望
【米ドル/円】
上値では、終値ベースで120円ちょうどに定着できるかが焦点となりそうです。一方下値は前回安値の118.329円レベルや118円ちょうどを下抜けるかが争点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 120.00 | 122.01 | 119.00 | 118.32 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
引き続き上値では200日移動平均線が位置する137円台前半の水準が争点となりそうです。一方下値ではボリンジャーバンド+1σが位置する133.20円レベルがサポートとして機能するか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 136.00 | 137.00 | 134.00 | 133.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では96円台に乗せられるかに注目が集まっております。下値では94円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.00 | 96.50 | 94.00 | 93.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年5月11日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年5月11日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 10:30 | (豪)4月NAB企業景況感指数 | - | 6 |
★★★ | 20:00 | (英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 | 0.50% | 0.50% |
★★ | 23:00 | (米)4月米労働市場情勢指数(LMCI) | - | -0.3 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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