米ドル/円、FOMC声明を受け119円台を回復

昨日（2015年4月29日）の動向

東京市場では、日本が祝日で市場参加者が限られ、米ドル/円は118円後半レベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、この日発表された米GDPが市場の事前予想を大幅に下回ったことなどを背景に米ドル/円は118.55円レベルまで下落しましたが、その後の米連邦公開市場委員会（FOMC）声明で、「冬季の景気減速は一時的要因によるもの」との見方が示されたことで119円台を回復する動きとなりました。

2015年4月29日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	118.85	119.364	118.540	119.022
ユーロ/円	130.458	132.894	130.258	132.434
豪ドル/円	95.343	95.948	94.848	95.381

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2015年4月30日）の展望

【米ドル/円】

米ドル/円はレンジ内での動きが継続しています。上値では大台の120円ちょうど、安値では118.50円レベルをそれぞれしっかりと抜けられるかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	120.00	120.50	118.50	118.00

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では133円をしっかり超えられるかがポイントとなりそうです。一方下値では131円ちょうどや130円ちょうどの水準がそれぞれサポートとして機能するか注目されます。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	133.00	134.00	131.00	130.00

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では96円ちょうどを超えられるかが注目されます。下値では94.50円や94円ちょうどなどがポイントとなりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	94.00	94.67	93.00	92.50

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年4月30日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2015年4月30日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	21:30	(米)3月個人消費支出（ＰＣＥ）(前月比)	0.5％	0.1％
★★★	21:30	(米)3月個人消費支出（ＰＣＥコア･デフレーター、食品・エネルギー除く）(前月比)	0.2％	0.1％
★★	21:30	(米)前週分新規失業保険申請件数	29.0万件	29.5万件
★★	21:30	(米)3月個人所得(前月比)	0.2％	0.4％
★★★	21:30	(加)2月月次国内総生産（ＧＤＰ）(前月比)	-0.1％	-0.1％
★★	22:45	(米)4月シカゴ購買部協会景気指数	50.0	46.3

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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