昨日(2015年4月16日)の動向
東京市場では序盤、前日の弱い米経済指標の結果を受けて米ドル売りが強まり、米ドル/円は一時118.80円まで下落。しかし午後に入ると買戻しが優勢となり、119円半ばレベルまで上昇しました。その後は、欧米の金融政策が不透明なことから、方向感の掴めない動きとなりました。海外市場では、この日発表された米3月建設許可件数や住宅着工件数が市場の事前予想よりも弱い数字だったことから再び米ドルが売られ、米ドル/円は119円を割り込む展開となりました。
2015年4月16日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 119.116 | 119.471 | 118.796 | 118.932 |
ユーロ/円 | 127.284 | 128.579 | 126.743 | 127.964 |
豪ドル/円 | 91.479 | 93.014 | 91.350 | 92.750 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年4月17日)の展望
【米ドル/円】
上値は日足・5日移動平均の推移する119.65円レベルを上回ることができるかが争点となっています。下値では、2日連続でサポートされている118.75円レベルを割り込むと、118.25円レベルが次のサポートとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 119.65 | 120.00 | 118.75 | 118.25 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値は128円台をこのまま維持することができれば、節目の129円が争点となりそうです。一方下値では、昨日安値の126.75円レベルでサポートされるかに注目が集まっています。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 129.00 | 129.75 | 126.75 | 126.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、心理的節目でもある93円を上抜けることができるかが争点となっています。一方下値では、92円ちょうどや91.50円レベルがサポートとして機能するかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.00 | 93.50 | 92.00 | 91.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年4月17日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年4月17日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 18:00 | (欧)3月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比) | -0.1% | -0.1% |
★★★ | 21:30 | (米)3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) | 0.2% | 0.2% |
★★★ | 21:30 | (米)3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) | 0.0% | 0.0% |
★★★ | 21:30 | (米)3月消費者物価指数(CPI)(前月比) | 0.3% | 0.2% |
★★ | 23:00 | (米)4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 | 94.0 | 93.0 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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