昨日(2015年4月9日)の動向
東京市場では、前日NY市場からの米ドル買いの動きが継続し、米ドル/円は120円前半レベルで底堅く推移しました。海外市場では、この日発表された米新規失業保険申請件数の継続受給者数が約15年ぶりの低水準に改善したことや米国30年債入札が低調だったことを受けて米債利回りが上昇したことなどから、米ドル買い・円売りが強まり、米ドル/円は一時120.74円レベルまで上昇する展開となりました。
2015年4月9日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 120.132 | 120.738 | 119.860 | 120.563 |
ユーロ/円 | 129.495 | 129.764 | 128.242 | 128.503 |
豪ドル/円 | 92.276 | 92.848 | 92.161 | 92.747 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年4月10日)の展望
【米ドル/円】
上値では、121円ちょうどや121円台半ばレベルなどの各節目が上値ターゲットとして意識されそうです。一方下値では、日足・50日移動平均線や100日移動平均線が位置する119円台前半から119円台半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 121.00 | 121.40 | 120.20 | 119.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では、130円台に定着できるかが焦点となりそうです。一方下値では、128円ちょうどレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 130.00 | 131.30 | 128.00 | 127.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では93円台にしっかりとのせきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、50日移動平均線が位置する92円台半ばレベルがサポートとして機能するか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.00 | 93.50 | 92.00 | 91.70 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年4月10日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年4月10日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 21:15 | (加)3月住宅着工件数 | 17.50万件 | 15.63万件 |
★★★ | 21:30 | (加)3月失業率 | 6.9% | 6.8% |
★★★ | 21:30 | (加)3月新規雇用者数 | 0.0万人 | -0.1万人 |
★★ | 21:30 | (米)3月輸入物価指数(前月比) | -0.4% | 0.4% |
★★ | 21:30 | (米)3月輸出物価指数(前月比) | - | -0.1% |
★★ | 3:00 | (米)3月月次財政収支 | -434億ドル | -1923億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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