昨日(2015年4月8日)の動向

東京市場では、日銀金融政策決定会合において金融政策の現状維持が決定されたことを受け、追加緩和期待が後退。米ドル/円は120円を割り込み、その後は119円後半レベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表され、6月の利上げ開始が適切との考えを参加者数名が示していたことなどが明らかとなると米ドル買いが優勢となり、米ドル/円は119.80円レベルから一時120.30円レベルまで上昇しました。

2015年4月8日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 120.295 120.358 119.635 120.115
ユーロ/円 130.082 130.353 129.391 129.504
豪ドル/円 91.829 92.599 91.786 92.333

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年4月9日)の展望

【米ドル/円】

上値は、直近高値120円台半ばレベルが上値ターゲットとして意識されそうです。一方下値では、日足・50日移動平均線が位置する119円台半ばレベルや100日移動平均線が位置する119円前半レベルなどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 120.45 121.00 119.60 119.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、130円台に定着できるかが焦点となりそうです。一方下値では、128円台半ばレベルがサポートとして機能するかが争点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 130.10 131.30 129.00 128.50

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、日足・50日移動平均線が位置する92円台半ばレベルを上抜くことができるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 92.60 93.40 92.00 91.70

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年4月9日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年4月9日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 20:00 (英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 0.50% 0.50%
★★★ 20:00 (英)英中銀資産買取プログラム規模 3750億ポンド 3750億ポンド
★★ 21:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 28.3万件 26.8万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します