昨日(2015年3月17日)の動向

東京市場では、日銀が金融政策決定会合でマネタリーベースの年間増加目標を約80兆円に据え置くことを発表すると、米ドル/円は121.45円レベルから一時121.30円レベルまで下落しました。海外市場では、この日発表された2月の米住宅着工件数が弱い結果となったことを受け、米ドル/円は121.10円レベルまで下げる場面もあったが反発。その後は18日のFOMCの結果公表を控えて神経質な展開となり、121円前半から半ばレベルでもみ合う動きとなりました。

2015年3月17日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 121.363 121.515 121.065 121.368
ユーロ/円 128.281 129.155 128.082 128.581
豪ドル/円 92.756 92.997 92.256 92.435

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年3月18日)の展望

【米ドル/円】

本日海外市場で予定されているFOMCの結果公表によって、大きく動きが出る可能性があります。利上げに迫る材料があれば、122円ちょうどに乗せる可能性が出てきそうです。一方下値では、節目の121円レベルが引き続きサポートとして機能するかに注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 122.00 122.45 121.00 120.60

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値は129円台にしっかり乗せきる事ができるかが焦点となりそうです。下値では節目の128円でサポートされなければ、127.15円レベルが次のサポートとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 129.15 130.00 128.00 127.15

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値は節目の93円を上抜けるかが焦点となりそうです。一方下値では92円でサポートされるかに注目が集まっています。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.00 94.00 92.00 91.55

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年3月18日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年3月18日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 18:30 (英) 2月失業保険申請件数 -3.00万件 -3.86万件
★★ 18:30 (英) 2月失業率 2.4% 2.5%
★★★ 18:30 (英) 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
★★ 19:00 (欧) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
★★ 3:00 (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 0-0.25% 0-0.25%
★★ 3:30 (米)イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します