昨日(2015年3月16日)の動向

東京市場では、週半ばにFOMCの発表を控えて様子見ムードが強まり、米ドル/円は121円前半レベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、この日発表された米経済指標が弱い結果となったことから円買い・米ドル売りの動きが一時優勢となり、米ドル/円は一時121.09円レベルまで下落しました。その後、NYダウの上昇を受け、米ドル/円は121円台半ばレベルまで値を戻しNYクローズを迎えました。

2015年3月16日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 121.366 121.452 121.093 121.370
ユーロ/円 127.281 128.791 127.148 128.220
豪ドル/円 92.554 93.035 92.368 92.712

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年3月17日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は、上値をやや切り上げ120円から122円のレンジ圏での値動きとなっています。上値では、レンジ上限122円をしっかりと上抜くことができるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 121.60 122.00 121.00 120.60

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

欧州株の上昇を受けユーロ/円は一時128.80円レベルまで反発。下値では、127円割れの水準でサポートされるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 129.00 130.00 126.90 126.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

93円台を挟んでもみ合う動きを継続しています。下値では、92円ちょうどの水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。一方、上値では日足・50日移動平均線が位置する93円台半ばレベルが意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.60 94.00 92.00 91.70

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年3月17日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年3月17日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ (日) 日銀金融政策決定会合、年間マネタリーベース増加目標 80兆円 80兆円
★★★ 19:00 (欧)2月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比) -0.3% -0.3%
★★ 21:30 (米)2月住宅着工件数(年率換算件数) 104.0万件 106.5万件
★★ 21:30 (米)2月建設許可件数(年率換算件数) 106.5万件 106万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します