昨日(2015年3月11日)の動向
東京市場では、国内機械受注が市場の事前予想を上回る内容となったことや日経平均株価の上昇を受け、米ドル/円は一時121.45円レベルまで上昇しました。海外市場では、欧州中央銀行(ECB)による量的緩和(QE)拡大の思惑から、ドイツ10年債利回りなどユーロ圏の国債利回りが過去最低を更新したことなどからユーロが下落。ユーロ/米ドルは一時1.0510ドルレベルまで下落、またユーロ/円は127.60円レベルまで下落しました。ユーロ/米ドルとユーロ/円の動きに挟まれ、米ドル/円は121円半ばレベルでもみ合う動きとなりました。
2015年3月11日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 121.149 | 121.625 | 120.854 | 121.424 |
ユーロ/円 | 129.304 | 129.955 | 127.611 | 128.061 |
豪ドル/円 | 92.278 | 92.723 | 91.798 | 92.228 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年3月12日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は121円半ばレベルでもみ合う動きとなりました。上値では、節目の122円ちょうどが意識されそうです。一方下値では、直近安値120円ちょうどの水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 122.00 | 122.50 | 120.85 | 120.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ圏国債の利回り低下を受け、ユーロ円は一時127.60円レベルまで下落しました。下値では、節目の127円ちょうどの水準がサポートとして機能するかに注目です。また、ユーロ/米ドルが1.05ドル台を維持できるかもあわせて注視しておきたいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 130.00 | 130.50 | 127.00 | 126.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は一時91.80円レベルまで下落。上値では93円台を早期に回復できるかに注目です。一方下値では、直近安値の91.15円レベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 93.00 | 93.50 | 92.00 | 91.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年3月12日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年3月12日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★★ | 21:30 | (米)2月小売売上高(前月比) | 0.3% | -0.8% |
★★ | 21:30 | (米)前週分新規失業保険申請件数 | 30.5万件 | 32.0万件 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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