昨日(2015年3月4日)の動向

東京市場では、新規材料に乏しい中、米ドル/円は119円台半ばレベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、一連の欧州非製造業PMIが弱い内容となったことからユーロ売りが優勢となりユーロが下落。その後発表された米ISM非製造業景気指数の雇用部門が上昇したことで対米ドルでユーロ売りが進展。ユーロ/ドルは1.1062ドルレベルまで下落し、2003年9月以来の安値を更新。また、ユーロ/円も133円後半レベルから132円半ばレベルまで下落しました。

2015年3月4日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 119.706 119.825 119.458 119.692
ユーロ/円 133.780 133.851 132.400 132.615
豪ドル/円 93.587 93.947 93.198 93.588

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年3月5日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は119円を中心にもみ合う動きが継続しています。今後は118円から120円のレンジ圏を上下どちらに放れるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 120.00 120.50 119.50 119.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

欧州経済指標の内容が嫌気されユーロが下落。本日のECB理事会に注目が集まっています。上値では134円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、132円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 133.20 134.00 132.00 131.50

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

引き続き上値では、節目の94円にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の93円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 94.00 94.50 93.00 92.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年3月5日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年3月5日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 21:00 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 0.50% 0.50%
★★★ 21:00 英中銀資産買取プログラム規模 3750億ポンド 3750億ポンド
★★★ 21:45 欧州中央銀行(ECB)政策金利 0.05% 0.05%
★★★ 22:30 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
★★ 22:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 29.5万件 31.3万件
★★ 24:00 (米)1月製造業新規受注(前月比) 0.2% -3.4%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します