昨日(2015年2月17日)の動向

東京市場では、ギリシャ財政の不透明感を背景とした円買いが継続し、米ドル/円は一時118円前半レベルまで下落しました。その後、本邦20年債の入札結果が好調だったことなどから118円半ばレベルまで反発する動きとなりました。海外市場では、米長期金利が2.1%を超える上昇となったことを受けて米ドル買いが進展。米ドル/円は119円台を回復しました。その後もリスク選好の円売りが優勢となり、米ドル/円は119.40円レベルまで上昇しました。

2015年2月17日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 118.447 119.404 118.236 119.230
ユーロ/円 134.428 136.225 133.932 136.044
豪ドル/円 92.046 93.364 91.543 93.192

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年2月18日)の展望

【米ドル/円】

上値では、大台の120円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の118円ちょうどや117円ちょうどなどがサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 120.00 120.50 118.00 117.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ギリシャ財政の不透明感を背景にユーロは神経質地合いを継続。上値では、136円から134円ちょうどのレンジ圏を上下どちらに放れるかポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 136.00 137.00 134.00 133.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は93円台を回復。上値では節目の94円ちょうどが意識されそうです。一方下値では、2月12日の安値91.27円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 94.00 94.50 91.27 90.80

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年2月18日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年2月18日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 18:30 (英)1月失業率 2.5% 2.6%
★★★ 18:30 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
★★ 22:30 (米)1月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) 0.1% 0.3%
★★ 22:30 (米)1月卸売物価指数(PPI)(前月比) -0.4% -0.2%
★★ 22:30 (米)1月建設許可件数(前月比) 1.0% 0.6%
★★ 22:30 (米)1月住宅着工件数(前月比) -1.7% 4.4%
★★ 23:15 (米)1月鉱工業生産(前月比) 0.3% -0.1%
★★★ 4:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します