昨日(2015年2月12日)の動向

東京市場では、早朝に「ギリシャが救済プログラムに留まる」との一部報道を受けユーロが一時上下に振れる動きとなったほか、1月の豪雇用者数が市場の事前予想以上の減少となり、失業率も高水準だったことから発表後に豪ドル/円が一時93円台から91円台後半レベルまで下落する動きとなりました。海外市場では、「日銀関係者から一段の追加緩和を行うことは日本経済にとって逆効果」と報じられると、今度は米ドル/円が反落。120.30円レベルから一時118.70円レベルまで下落する動きとなりました。

2015年2月12日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 120.351 120.471 118.495 119.008
ユーロ/円 136.505 136.671 134.720 135.693
豪ドル/円 92.922 93.051 91.275 92.086

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年2月13日)の展望

【米ドル/円】

下値では、日足・25日移動平均線が位置する118円ちょうどレベルがサポートとして機能するか注目です。一方上値では、早期に120円台を回復できるかに焦点が集まっています。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 120.00 120.80 118.00 117.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は136円台を挟んでもみ合う動きを継続。134円から138円のレンジ圏を上下どちらに放れるかが焦点となりそうです。本日予定されている独・欧州GDP速報値の発表内容に注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 136.00 137.00 134.00 133.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

昨日の豪雇用統計を受け豪ドル/円は反落。下値では90円ちょうどがサポートとして機能するか注目です。一方、上値では直近高値93.10円レベルをしっかりと上抜けることができるか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.10 94.00 91.00 90.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年2月13日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年2月13日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 16:00 (独)10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比) 0.3% 0.1%
★★★ 16:00 (独)10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比) 1.0% 1.2%
★★★ 19:00 (欧)10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比) 0.8% 0.8%
★★★ 19:00 (欧)10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比) 0.2% 0.2%
22:30 (米)1月輸入物価指数(前月比) -3.2% -2.5%
★★ 24:00 (米)2月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 98.1 98.1
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します