昨日(2015年2月3日)の動向
東京市場では、オーストラリア準備銀行(RBA)が政策金利を従来より0.25%引き下げ年2.25%とすることを決定。これを受け、豪ドル/円は大幅に下落し一時90円台を割り込む動きとなりました。米ドル/円は豪ドルなどに対する円買いや日経平均の下落などから一時117円台を割り込む動きとなりました。海外市場では、リスク選好の円売りが優勢となりました。ギリシャの金融支援を巡りリスクが後退し、欧州株が堅調に推移したことや、ダウ平均株価が300ドルを超える上昇となったことから円売りが加速。米ドル/円は117円台半ばレベルまで上昇、豪ドル/円も押し目買いから反発し、91円半ばまで上昇し利下げによる下落分を回復する動きとなりました。
2015年2月3日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 117.559 | 117.742 | 116.866 | 117.523 |
ユーロ/円 | 133.297 | 135.186 | 132.390 | 134.823 |
豪ドル/円 | 91.675 | 92.036 | 89.375 | 91.587 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年2月4日)の展望
【米ドル/円】
118円を中心にもみ合う動きが継続しています。今後は116円から120円のレンジ圏を上下どちらに放れるかが焦点となりそうです。なお、日足・一目均衡表は変化日を表す雲のねじれが現れています。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 118.40 | 119.00 | 117.05 | 116.80 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
132円から134円のレンジの上限を上抜ける動きとなりました。上値では、136円台にしっかり乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では134円ちょうどが今度はサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 135.20 | 136.00 | 132.40 | 131.75 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
今後の金利動向に注目が集まりそうです。上値では、92円台にしっかりと乗せきることが出来るかが焦点となりそうです。一方下値では、昨日一時割り込んだ、節目の90円がサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 92.00 | 93.00 | 91.00 | 90.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年2月4日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年2月4日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 17:50 | (仏) 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 49.5 | 49.5 |
★★ | 17:55 | (独)1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 52.7 | 52.7 |
★★ | 18:00 | (欧)1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | 52.3 | 52.3 |
★★ | 19:00 | (欧)12月小売売上高(前月比) | 0.0% | 0.6% |
★★ | 19:00 | (欧)12月小売売上高(前年同月比) | 2.0% | 1.5% |
★★★ | 22:15 | (米)1月ADP雇用統計(前月比) | 22.0万人 | 24.1万人 |
★★★ | 24:00 | (米)1月ISM非製造業景況指数(総合) | 56.4 | 56.5 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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