昨日(2015年1月28日)の動向

東京市場では、FOMC(米連邦公開市場委員会)を見極めたいとの思惑から方向感に欠け、米ドル/円は118円台を挟んでもみ合う動きとなりました。海外市場では、FOMCの発表を受け一時上下に振れる動きとなりました。FOMC声明では、「経済活動はしっかりしたぺースで拡大している」とされ、利上げ姿勢は変わらないとの判断から一時米ドルが買われ米ドル/円は上昇しましたが、利上げを判断する際に重視する要因として、「国際情勢」が加わったことが伝わると株価や米長期金利が低下。米ドル/円は117円前半レベルまで下落しました。

2015年1月28日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 117.778 118.263 117.253 117.543
ユーロ/円 134.044 134.366 132.443 132.675
豪ドル/円 93.395 94.625 92.634 92.744

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年1月29日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は118円台を挟んでのもみ合いを継続。今後116円から120円のレンジ圏を上下どちらに放れるかを見極める場面にあるようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 118.60 119.30 116.90 116.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、134円台をしっかりと回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の132円や大台の130円ちょうどなどがサポートとして意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 133.25 134.00 132.00 131.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

昨日発表された指標結果からRBAが来週利下げする可能性が低下したとの見方が広がり、豪ドル/円は一時94円台半ばレベルまで上昇しました。上値では93円台にしっかり乗せきることができるかがポイントとなりそうです。一方下値では、92円ちょうどの水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 93.00 94.00 92.00 91.70

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年1月29日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年1月29日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 19:00 (欧)1月消費者信頼感(確定値) -8.5 -8.5
★★ 22:00 (独)1月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比) -0.8% 0.0%
★★ 22:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 30.0万件 30.7万件
★★ 0:00 (米)12月住宅販売保留指数(前月比) 0.5% 0.8%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します