米ドル/円、米国市場休場117円台で小幅な値動き

昨日（2015年1月19日）の動向

東京市場では、日銀決定会合（20日-21日）、ECB（欧州中央銀行）理事会（22日）、ギリシャ総選挙（25日）と注目イベントを控え、様子見ムードから米ドル/円は117円台半ばレベルから117円前半レベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、ECB理事会を前にポジション調整からユーロを買い戻す動きが優勢となり、ユーロ/円の上昇につれ、米ドル/円も117円台後半レベルまで上昇しました。ただ、この日米国はキング牧師生誕記念日で休場であったため、上値を追う動きも限定的となりました。

2015年1月19日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	117.435	117.799	116.923	117.528
ユーロ/円	135.638	136.821	135.135	136.414
豪ドル/円	96.505	96.862	95.918	96.499

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2015年1月20日）の展望

【米ドル/円】

上値では節目の118円ちょうどを回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の116円ちょうどや12月16日安値の115.60円レベルなどが意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	118.00	119.30	117.00	116.00

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

ECB理事会を前にポジション調整などからユーロ/円は136円台後半レベルまで上昇。上値では138円ちょうどの水準が意識されそうです。一方下値では、昨年10月に付けた安値134.10円レベルが意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	137.00	138.00	135.00	134.50

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

ECBの追加緩和観測による対ユーロでの豪ドル買いにサポートされ、堅調に推移しています。上値では、97円ちょうどの水準を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、1月14日の安値94.20円レベルが意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	97.00	98.00	96.00	95.00

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年1月20日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2015年1月20日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	19:00	(欧)1月ＺＥＷ景況感調査	－	31.8
★★	19:00	(独)1月ＺＥＷ景況感調査	40.0	34.9
★★	0:00	(米)1月ＮＡＨＢ住宅市場指数	58	57

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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