昨日(2015年1月14日)の動向
東京市場では、原油先物価格の下落などが嫌気されリスク回避の円買いが進展。米ドル/円は117円ちょうどの水準まで値を下げる展開となりました。海外市場では、12月の米小売売上高が前月比0.9%減と市場の事前予想を大きく下回る内容となったことが嫌気され、米ドル円は116円前半レベルまで下げ幅を拡大。その後、米株価の下げ幅縮小や原油価格の持ち直し、米長期金利が上昇したことなどからショートカバーが入り、117円を回復しこの日の取引を終えました。
2015年1月14日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 117.861 | 117.964 | 116.068 | 117.346 |
ユーロ/円 | 138.770 | 138.904 | 136.999 | 138.284 |
豪ドル/円 | 96.230 | 96.345 | 94.237 | 95.616 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年1月15日)の展望
【米ドル/円】
原油安、株安が嫌気され米ドル/円は一時116円06銭レベルまで下落。下値では節目の116円ちょうどや12月16日の安値115円台半ばレベルが意識されそうです。一方上値では、節目の118円ちょうどや日足50日移動平均線が位置する118円台半ばレベルが意識されそうです。
や
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 118.00 | 119.30 | 116.00 | 115.60 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ドラギECB総裁が一部報道に対して、「ECBは政府債を購入する準備ができている」と語ったことを受け、ユーロ/円が急落。下値では、昨日下げ止まった137円ちょうどが意識されそうです。一方上値では140円ちょうどの大台を回復できるかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 138.90 | 140.00 | 137.00 | 136.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
原油安の影響で資源国通貨である豪ドル/円は94.25円レベルまで急落する場面が見られました。上値では大台の97円レベルを回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、前日下げ止まった94円25銭レベルが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 97.00 | 98.00 | 94.20 | 93.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年1月15日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年1月15日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 9:30 | (豪)12月新規雇用者数 | 0.5万人 | 4.27万人 |
★★ | 9:30 | (豪)12月失業率 | 6.3% | 6.3% |
★★ | 22:30 | (米)1月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | 5.00 | -3.58 |
★★ | 22:30 | (米)新規失業保険申請件数(前週分) | 29.0万件 | 29.4万件 |
★★ | 24:00 | (米)1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 | 18.7 | 24.5 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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