昨日(2015年1月8日)の動向

東京市場では、前日に発表された雇用統計指標が好調であったことや、FOMC議事録を特段サプライズなしで消化したことで米ドル/円は119.80円レベルまで上昇。日経平均株価の反発も米ドル/円のサポートとして寄与したようです。海外市場では、NYダウが大幅反発するも、米雇用統計を前に様子見ムードも根強く、米ドル/円は120円台を手前に上値の重い展開となりました。

2015年1月8日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 119.210 119.964 119.157 119.650
ユーロ/円 141.097 141.714 140.726 141.119
豪ドル/円 96.258 97.257 96.253 97.125

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年1月9日)の展望

【米ドル/円】

本日の米雇用統計の内容に注目が集まります。米ドル/円はここ数日118円から120円のレンジ圏での値動きとなっており、同レンジを上下どちらに放れるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 120.20 121.00 118.50 118.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

下値では、日足・200日移動平均線が140円台前半レベルに位置しており、同水準がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。ユーロが対米ドルで軟調に推移しており、ユーロ/米ドルの動向にも注意を払いたい場面です。一方、上値では、一目均衡表の雲の下限が位置する141円台後半レベルをこなしつつ、142円台に乗せきることができるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 142.00 142.50 140.00 138.90

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は米ドル/円の上昇につれて97円台を回復。上値では、日足・100日移動平均線が位置する97円台半ばレベルや節目の98円ちょうどなどが意識されそうです。一方下値では、12月16日の安値95.30円がサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 97.50 98.50 96.00 95.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年1月9日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年1月9日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 16:00 (独)11月鉱工業生産(前月比) 0.3% 0.2%
16:00 (独)11月貿易収支 204億ユーロ 219億ユーロ
16:00 (独)11月経常収支 230億ユーロ 231億ユーロ
★★ 17:15 (スイス)12月消費者物価指数(CPI)(前月比) -0.4% 0.0%
18:30 (英)11月貿易収支 -95億ポンド -96.20億ポンド
★★ 18:30 (英)11月鉱工業生産指数(前月比) 0.2% -0.1%
★★★ 22:30 (カナダ)12月新規雇用者数 1.5万人 -1.07万人
★★★ 22:30 (カナダ)12月失業率 6.6% 6.6%
★★★ 22:30 (米)12月非農業部門雇用者数変化(前月比) 24.0万人 32.1万人
★★★ 22:30 (米)12月失業率 5.7% 5.8%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します