昨日(2015年1月7日)の動向

東京市場では、NYダウ平均先物の反発を背景に米ドル/円が反発。一時119.20円レベルまで上昇しました。海外市場では、米12月ADP雇用者数が市場の事前予想を上回る結果となったことや、対ユーロでの米ドル買いが進んだことで米ドル/円は一時119.65円レベルまで上値を拡大。その後公表されたFOMC議事録は想定の範囲内の内容となり、利益確定の米ドル売りが優勢となったことで米ドル/円は一時119円を割り込む動きとなりましたが、今週末の米雇用統計など重要イベントを控え、徐々に様子見ムードが広がると119円前半レベルでこの日の取引を終えました。

2015年1月7日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 118.556 119.648 118.401 119.177
ユーロ/円 140.653 141.668 140.539 141.100
豪ドル/円 95.699 96.348 95.619 96.254

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年1月8日)の展望

【米ドル/円】

米雇用指標の好結果を受けて米ドル/円は119円台へ上昇。上値では120円の大台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では1月6日安値の118円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 120.00 120.50 118.00 117.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロと円が共に売られていることで、ユーロ/円は141円を挟んだレンジで推移。ユーロ/米ドルが節目の1.18円レベルを下回るとユーロ売りが加速する可能性が指摘されており、注意を払いたい場面です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 142.00 142.50 141.00 140.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドルは原油価格に連れてわずかに反発。上値では97円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、12月16日安値の95.30円レベルがサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 97.00 98.00 95.30 94.50

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年1月8日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年1月8日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 19:00 (欧)11月卸売物価指数(PPI)(前月比) -0.1% -0.4%
★★ 19:00 (欧)11月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) -1.4% -1.3%
★★ 19:00 (欧)11月小売売上高(前月比) 0.2% 0.4%
★★ 19:00 (欧)11月小売売上高(前年同月比) 0.2% 1.4%
★★ 19:00 (欧)12月消費者信頼感(確定値) -10.9 -10.9
★★★ 21:00 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 0.50% 0.50%
★★★ 21:00 英中銀資産買取プログラム規模 3750億ポンド 3750億ポンド
★★ 22:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 29万件 29.8万件
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します