米ドル/円、良好な米経済指標受け一時119円台を回復

昨日（2014年12月11日）の動向

東京市場では、昨日海外市場の米ドル売り・円買いの流れを引き継ぎ一時117.45円レベルまで下落しました。その後、日経平均株価の動向をながめつつ、米ドル/円、118円台前半レベルまで小幅に戻す展開となりました。海外市場では、、11月の小売売上高や週間失業保険申請件数など一連の米指標が良好な内容となったことが好感され米ドル買い・円売りの動きが優勢となり、米ドル/円は一時119円台を回復しました。

2014年12月11日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	117.896	119.560	117.432	118.667
ユーロ/円	146.728	148.057	146.421	147.250
豪ドル/円	98.051	98.780	97.448	98.187

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2014年12月12日）の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は反発。上値では、120円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方、下値では25日移動平均線が位置する118.00円近辺がサポートとして引き続き機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	119.90	120.00	118.50	117.85

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

米ドル/円の反発を受け、ユーロ/円も上昇。上値では節目の148円を上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・25日移動平均線が位置する146円台半ばレベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	148.00	149.00	147.00	146.50

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

米ドル/円反発を受けて豪ドル/円も一旦下げ止まる動きとなりましや。上値では99円ちょうどや100円の大台を回復できるか注目です。一方下値では、日足・50日移動平均線が位置する98円ちょうどや日足・100日移動平均線が位置する97円前半レベルが意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	99.00	100.00	97.50	97.15

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年12月12日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2014年12月12日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★	19:00	(欧)10月鉱工業生産(前月比)	0.2%	0.6%
★★	22:30	(米)11月卸売物価指数（ＰＰＩ）(前月比)	-0.1%	0.2%
★★	22:30	(米)11月卸売物価指数（ＰＰＩコア指数、食品・エネルギー除く）(前月比)	0.1%	0.4%
★★	23:55	(米)12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値	89.5	88.8

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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