昨日(2014年11月19日)の動向

東京市場では、追加増税先送り発表や各国主要株の上昇を受け米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は117円前半レベルまで上昇しました。海外市場では、黒田日銀総裁が記者会見で国内消費者物価指数が1%を割る可能性に言及、追加緩和の思惑が広がったことから米ドル/円は117.80円レベルまで上昇。その後、公表されたFOMC議事録の議事要旨は強弱入り交じる内容で、一時上下に振れる場面があったものの、FRBの利上げ路線に大きな変化はないと見る向き強まると、日米金利差を意識した米ドル買い・円売りが再度強まり、米ドル円は2007年8月以来となる118円に乗せる動きとなりました。

2014年11月19日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 116.854 118.056 116.814 117.969
ユーロ/円 146.469 148.120 146.367 148.060
豪ドル/円 101.879 101.982 101.341 101.636

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年11月20日)の展望

【米ドル/円】

ドル/円は2007年8月以来となる118円台乗せとなりました。上値では、節目の119円ちょうどをこなしつつ120円の大台に向け上値を追う動きとなるか注目です。一方下値では、107円ちょうどや106円ちょうどなどの各節目がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 119.00 120.00 116.30 115.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

米ドル円につれ高となり、ユーロ/円は一時148円台乗せとなりました。上値では、149円ちょうどをこなしつつ150円の大台に向け上値を追う動きとなるか注目です。一方下値では、147円ちょうどや146円ちょうどなどの各節目がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 148.30 149.00 145.00 144.50

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、102円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の101円ちょうどや100円の大台がサポートとして意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 102.00 103.00 101.40 101.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年11月20日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年11月20日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 18:30 (英)10月小売売上高指数(前月比) 0.3% -0.3%
★★★ 22:30 (米)10月消費者物価指数(CPI)(前月比) -0.1% 0.1%
★★ 22:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 28.4万件 29.0万件
★★ 23:00 (米)10月中古住宅販売件数(前月比) -0.4% 2.4%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します