昨日(2014年11月7日)の動向
東京市場では、米雇用統計の発表を控え様子見ムードが広がり、米ドル円は115円前半レベルでもみ合う状態が続きました。海外市場では、米ドル/円が下落。この日発表された米10月の雇用統計の非農業部門雇用者数は市場の事前予想を下回る21.4万人内容となりました。一方、失業率は5.8%と前回から0.1%ポイント改善し6年ぶりの低水準となりました。結果的に非農業部門雇用者数が市場の期待に届かず価格調整などによる米ドル売りが優勢となると米ドル/円は一時114円半ばレベルまで下落。その後も、米長期金利の低下を背景に下落基調が続き一時114.25円レベルまで下落しました。
2014年11月7日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 115.217 | 115.502 | 114.249 | 114.624 |
ユーロ/円 | 142.576 | 143.002 | 142.252 | 142.750 |
豪ドル/円 | 98.632 | 99.160 | 98.472 | 98.897 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年11月10日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円はポジション調整などによる米ドル売りに押され114円台前半レベルまで下落。上値では、先週の高値115.50円レベルや116円ちょうどなどが意識されそうです。一方下値では、節目の114円がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 115.50 | 116.00 | 114.00 | 112.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では、節目の143円ちょうどにしっかりと乗せきることができるかがポイントとなりそうです。一方下値では、142円ちょうどがサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 143.00 | 144.20 | 142.00 | 141.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、99円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。一方下値では98円ちょうどがサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 99.00 | 99.70 | 98.00 | 97.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年11月10日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年11月10日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 22:15 | (加)10月住宅着工件数 | 20万件 | 19.73万件 |
★★ | 24:00 | (米)10月米労働市場情勢指数(LMCI) | - | 2.5 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。