昨日(2014年10月30日)の動向

東京市場では、昨日発表されたFOMCの内容がタカ派と判断されたことから米ドル買いが継続し、米ドル/円は109円台前半レベルまで上昇しました。ロンドン市場では、欧州株の大安などが重しとなり、米ドル/円は一時109円台を割り込む動きとなりました。ニューヨーク市場では、「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が資産構成を見直し、国内株式の資産構成を25%に引き上げる見通し」と報道されると、日経平均株価の上昇が見込まれ、米ドル/円は109円台半ばレベルまで上昇しました。

2014年10月30日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 108.897 109.462 108.745 109.203
ユーロ/円 137.52 138.05 137.048 137.732
豪ドル/円 95.658 96.679 95.376 96.447

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2014年10月31日)の展望

【米ドル/円】

上値では、年初来高値の110.10円レベルが意識されそうです、一方下値では、昨日安値108.75円レベルがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 109.50 110.10 108.75 107.90

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、138円台にしっかりとのせきることができるかが焦点となりそうです。一方下値は、節目の137円でサポートされるかが焦点なりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 138.20 138.75 137.00 136.40

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

96円台をクリアしたことから、次の上値ターゲットはは節目の97円となりそうです。一方下値では、日足・100日移動平均が推移する95.75円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 97.00 97.50 95.75 95.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2014年10月31日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2014年10月31日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 未定 (日)日銀金融政策決定会合、終了後決定内容発表 N/A N/A
★★ 未定 (日)日銀金融政策決定会合、2014年マネタリーベース目標 270兆円 270兆円
★★ 15:30 (日)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 N/A N/A
19:00 (欧)9月失業率 11.5% 11.5%
★★ 19:00 (欧)10月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比) 0.4% 0.3%
21:30 (米)9月個人消費支出(PCE)(前月比) 0.1% 0.5%
21:30 (米)9月個人所得(前月比) 0.3% 0.3%
★★ 21:30 (米)9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) 0.1% 0.1%
22:45 (米)10月シカゴ購買部協会景気指数 60.0 60.5
22:55 (米)10月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 86.4 86.4
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します