円安デメリット発言受け円買い進展

昨日（2014年10月7日）の動向

東京市場では、日銀が金融政策の現状維持を決定したととから、米ドル/円の反応は限定的。しかしその後午後の参院予算委員会で安倍首相が、円安によるガソリン・燃料費の上昇が家計や中小規模の企業に負担になるとの見解を示すと円買いが加速し、米ドル/円は108円前半レベルまで下落しました。海外市場では、ダウ平均株価が大幅に下落したことから米ドル売り・円買いが進展し、米ドル/円は108円を割り込む動きとなりました。

2014年10月7日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	108.795	109.231	107.822	108.028
ユーロ/円	137.650	137.762	136.560	136.850
豪ドル/円	95.342	95.583	95.103	95.218

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2014年10月8日）の展望

【米ドル/円】

上値では、109円台を早期に回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、108円ちょうどや107.50円レベル、107円ちょうどなどの各節目が意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	109.00	109.80	107.50	107.00

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、日足・50日移動平均線が位置する137.70円レベルや日足・100日移動平均線が位置する138円ちょうどの水準などが意識されそうです。一方下値では136.50円レベルや136円ちょうどなどでサポートされるかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	137.75	138.50	136.50	135.80

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

95～96円でのレンジ内での値動きが継続しています。今後このレンジを上下どちらに放れるかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	96.00	96.90	95.00	94.20

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年10月8日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2014年10月8日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★	20:00	(米)ＭＢＡ住宅ローン申請指数 [前週比]	N/A	-0.2％
★★	27:00	（米）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨	N/A	N/A

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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