米ドル/円、6年ぶり高値から109円割れ

昨日（2014年10月1日）の動向

東京市場では、豪州の小売統計が弱い内容となったことなどを受け、米ドルが対豪ドルで上昇。米ドル/円は2008年8月25日以来となる110円台をつける展開となりました。海外市場では、米株安や米長期金利の低下を受けて円買を買い戻す動きが優勢となりました。また米9月のISM製造業景気指数が市場の事前予想を下回ったことなどを受け利益確定の米ドル売りが進展。米ドル/円はじり安の展開となり109円台を割り込む動きとなりました。

2014年10月1日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	109.635	110.091	108.887	108.894
ユーロ/円	138.444	138.799	137.400	137.463
豪ドル/円	95.886	95.944	95.099	95.109

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2014年10月2日）の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は世界的な株安の中、米国債利回りの低下を受けて6年ぶりの高値110円台から108円後半まで下落しました。上値では、昨日の高値となる110.09円レベルを意識した値動きとなりそうです。一方下値では、108.50円や108円ちょうどなど各節目を意識した値動きとなりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	110.00	110.50	108.50	108.00

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、日足・100日移動平均線が位置する138.10円レベルを回復できるか注目です。一方下値では、137円ちょうどや136.50円レベルなどが意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	139.00	139.80	138.00	137.50

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は中国の経済成長に対する不透明感が相場を圧迫し、上値の重い地合い継続しています。上値では、96円台を回復できるか焦点となりそうです。一方下値では95円ちょうどでサポートされるかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	96.00	96.90	95.00	94.20

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年10月2日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2014年10月2日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★★	17:30	(英)英中銀FPC声明公表	N/A	N/A
★★★	20:45	(欧)ECB・政策金利発表	0.050％	0.050％
★★★	21:30	(米)新規失業保険申請件数	29.7万件	29.3万件
★★★	21:30	(欧)ドラギECB総裁記者会見	N/A	N/A
★	23:00	(米)8月製造業受注指数（前月比）	-9.5%	10.5%

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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