昨日(2014年9月24日)の動向
東京市場では、訪米中の安倍首相が「円安が地方経済に与える影響を注視している」と発言したことが伝わり、米ドル/円は一時108円台半ばを割り込む動きとなりました。また、日経平均株価が前営業日比マイナス圏で推移したことも米ドル/円の上値を抑える要因となったもようです。海外市場では、米新築住宅件数が1992年以来の伸びとなったことが好感され、NYダウが100ドル超上昇したことでリスク選好姿勢が強まり、米ドル/円は109.10円レベルまで反発する展開となりました。
2014年9月24日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 108.850 | 109.151 | 108.460 | 109.035 |
ユーロ/円 | 139.038 | 139.932 | 138.994 | 139.352 |
豪ドル/円 | 96.235 | 96.895 | 96.086 | 96.867 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年9月25日)の展望
【米ドル/円】
上値では、109円台にしっかりと乗せきることができるかが焦点となりそうです。109円台をクリアすれば110円の大台を意識しての値動きとなりそうです。一方下値では、日足・ボリンジャーバンドの+1.00σが位置する108円ちょうどや節目の107円ちょうどなどが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 109.20 | 109.50 | 108.20 | 108.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
独IFO景況感指数が弱い数字となったことが嫌気され、ユーロ円は139円台前半まで下落。上値は大台の140円を早期に回復できるかが焦点となりそうです。一方下値は、節目の139円がサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 140.50 | 141.20 | 139.40 | 139.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、97円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・100日移動平均線が位置する95.80円レベルや節目の95円ちょうどなどが意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 97.00 | 97.50 | 96.00 | 96.50 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年9月25日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年9月25日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 21:30 | (米)8月耐久財受注(前月比) | -17.5% | +22.6% |
★★ | 21:30 | (米)新規失業保険申請件数 | 29.6万件 | 28.0万件 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。