昨日(2014年9月10日)の動向
東京市場では、米ドル高・円安地合いが継続し、米ドル/円は2008年9月以来となる106.56円レベルまでじり高となりました。米10年債利回りが時間外取引で上昇したことや日経平均株価がプラス圏を回復したことなどが米ドル/円の下支えとなりました。海外市場では、米10年債利回りが上昇基調を強めたことや、NYダウ平均がプラス圏に浮上したことなどが好感され、米ドル/円は高値を更新。一時106.88円レベルまで上昇しました。高値更新後も106円後半の高値圏で底堅い動きとなりました。
2014年9月10日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 106.180 | 106.888 | 106.044 | 106.844 |
ユーロ/円 | 137.403 | 138.162 | 137.305 | 137.985 |
豪ドル/円 | 97.701 | 97.878 | 97.263 | 97.858 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年9月11日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円は米国債の利回りが上昇したことを背景に、6年ぶりの高値を更新。上値では引き続き節目となる107円ちょうどや108円などを意識しながらの値動きとなりそうです。一方下値では、106円ちょうどや105.50円など各節目がサポートとして機能するか見極めながらの値動きとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 106.50 | 107.00 | 105.00 | 104.50 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は底堅い値動きとなりました。上値では138円台にしっかりとのせきることが出来るかが焦点となりそうです。一方下値では137円ちょうどがサポートとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 137.00 | 137.50 | 135.50 | 135.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は対ユーロでの豪ドル売りが継続したため、上値の重い値動きとなりました。上値では98円台にしっかりとのせることが出来るかが焦点となりそうです。一方下値では、97円ちょうどがサポートして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 99.00 | 99.50 | 97.50 | 97.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年9月11日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年9月11日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★ | 15:00 | (独)8月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比) | 0.00% | 0.00% |
★ | 15:45 | (仏)8月消費者物価指数(CPI)(前月比) | 0.4% | -0.3% |
★ | 21:30 | (米)前週分新規失業保険申請件数 | 30.0万件 | 30.2万件 |
★★★ | 3:00 | (米)8月月次財政収支 | -1300億ドル | -946億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。