米指標の好結果と米10年債利回り上昇で米ドル/円堅調

昨日（2014年8月19日）の動向

東京市場では、日経平均株価が100円以上の上昇となったことから米ドル/円は102円台半ばレベルで底堅い動きとなりました。海外市場では、米住宅指標が市場の事前予想を上回ったことや、米消費者物価指数市場の予想通りとなり、今後のインフレ期待が高まったことで、米10年債利回りが上昇。米ドル/円は102.90円レベルまで上値を拡大。一日を通して米ドル/円は堅調に推移しました。

2014年8月19日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	102.554	102.921	102.522	102.888
ユーロ/円	137.073	137.263	136.901	137.027
豪ドル/円	95.623	95.927	95.549	95.734

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2014年8月20日）の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は102.90レベルまで上昇。上値では、節目となる103円ちょうどを上抜けることができるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・50日移動平均線が位置する101.90円レベルがサポートとして機能するか注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	103.000	103.500	101.900	101.500

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では、日足・50日移動平均線が位置する137.80円レベルがターゲットとなりそうです。一方下値では、直近安値レベルの136.80円レベルを終値ベースで下回った場合、心理的節目である136円ちょうどが意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	137.600	138.000	136.000	135.700

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は一時95.90円レベルまで上昇。心理的節目の96円台に乗せきることができるかに注目です。一方下値では、95円ちょうどがサポートとして意識されており、同レベルを割り込むと日足200日移動平均線が位置する93.92円レベルが意識されそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	95.500	96.000	95.000	94.500

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年8月20日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2014年8月20日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	8：50	(日）7月貿易統計（通関ベース）	-7139億円	-8222億円
★	15:00	(独)7月生産者物価指数（ＰＰＩ）(前月比)	0.0%	0.0%
★★★	17:30	(英)英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）議事要旨	N/A	N/A
★★★	3:00	米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨	N/A	N/A

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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